パナソニック G7 が、日本国内で正式発表
パナソニックのマイクロフォーサーズ機 LUMIX DMC-G7 (G6 後継機)は、海外先行発表されていましたが、日本国内でようやく正式発表されました。使い勝手を重視したベーシックなデザインに回帰し、 " 4K " に対応し、回折補正機能も採用し静止画・動画ともに強化された機種になります。発売予定日は2015年6月25日とのこと。
- 秒間30コマ連写で高精細な「4K フォト」に3つのモードを搭載、撮影シーンに合わせ より使いやすく便利に
- 素早く被写体をとらえる空間認識AF、応答速度に優れた約236万ドットOLEDファインダー
- 前後2ダイヤルとの組み合わせで快適なファインダー撮影を実現
- 自然な見たままの描写を実現する16M Live MOSセンサー&ヴィーナスエンジン
パナソニック G7の基本的なスペックは…
- 1600万画素4/3型 Live MOS センサー
- ファイルサイズ : 4592×3448px
- 4K動画 : 3840×2160(4K/30p:約100Mbps)
- EVF : 236万ドット OLED(有機ELディスプレイ)倍率 1.40倍(35mm判換算:約0.70倍)
- 測光方式 : 1728分割測光、マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光
- ISO感度 : ISO200~25600 (拡張 : ISO100)
- 露出補正 : 1/3 EVステップ ±5 EV
- シャッタースピード : 60~1/4000秒 (電子シャッター 1~1/16000秒)
- 高速連写 : 8コマ/秒 (電子シャッター 40コマ/秒)
- 背面モニタ : アスペクト比3:2 / 3.0型 / 約104万ドット可動式モニター / 静電容量方式タッチパネル
- Wi-Fi
- サイズ : 124.9×86.2×77.4mm
- 質量 : 約360g(本体のみ)
4K Photoも進化し、3つモード " 4K連写 " " 4K連写(S/S) " " 4Kプリ連写 " が採用され、シーンに合ったモードを採用する事により、秒間30コマ連写が撮影可能な4k Photoの可能性をさらに押し広げている印象です。4K Photoはベストシーンを探すのが大変なのですが、それをサポートする " スライドフォトセレクト " も新たに採用されています。
ベースとなるスペックも現行ラインアップと同等になりましたが、フラッグシップ機 GH4と比べるとスペック的に差別化されているところもあり、その辺は立ち位置的に仕方がないところでしょうか。
今回のG7は、" 4K対応 " がクローズアップされていますが、何気に使い勝手の部分の改善ポイントも多い印象で、実際使ってみて本当の良さが分かる機種に仕上がっているのかもしれません。