パナソニック 25mm F1.7 一長一短ある標準レンズ
ePHOTOzineが、パナソニック LUMIX G 25mm F1.7 ASPH. のレビューとサンプル画像を掲載しています。価格を抑えた標準レンズながらもハイレベルなシャープネスを実現していると評価しています。…が、フレア耐性がの低さがかなり気になっているレビューとなっています。
25mm F1.7の長所は…
- ハイレベルなシャープネスを実現
- 低いレベルに制御された歪曲
- 低いレベルに制御された色収差
- 撮影最短距離
- レンズ自体の造りの良さ
25mm F1.7の短所は…
- 防塵防滴仕様ではない
- 直射日光時のフレア耐性の低さ
4つ星を獲得し " お勧めレンズ " に選出されています。低価格であるが実にシャープな描画を実現したマイクロフォーサーズ 標準レンズである事を選出理由に挙げています。" Cheap " ではなく " Inexpensive " という単語を使用しているので、" 安価ではあるが安っぽくない " ニュアンスを醸し出しています。
実はマイクロフォーサーズ用 大口径 25mmレンズは何気に激戦ラインで、パナライカ 25mm F1.4、オリンパス 25mm F1.8、フォクトレンダー ノクトン 25mm F0.95などが市場展開していて、今回パナソニックが価格的にも競争力のある 25mm F1.7 を投入したわけですが、唯一の弱点をフレア耐性の低さを挙げて、これが受け入れられるのであればかなり良い選択肢のひとつのようです。
樽型歪曲は -0.301% と低く、ボケ味も滑らかと評価しているものの、やはりフレア耐性の低さを指摘するレビューとなっています。F1.7解放時すでに優れたシャープネスを実現していて、F4でピークを迎え、F8までこの状態を維持するそうです。F11まで気兼ねなく使えそうな評価となっています。