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パナソニック G8 を触ってきました

パナソニックセンター東京で先行展示されている新型マイクロフォーサーズ機 DMC-G8 をタッチ&トライしてきました。簡単なインプレッションです。

パナソニック G8

実は1週間ぐらい前にタッチ&トライしたのですが、パナニックセンター 大阪のようにデータの持ち帰りが可能な " 新製品特別体験会 " を東京でも開催するのかな? と様子見していたのですが、その動きもなく少し残念。パナソニックセンターは、基本発売前の製品に関してはデータの持ち帰り不可、外観の撮影も不可なのです。

スタッフさんに頼めばSDカードを貸してもらえるので、装着し色々試してみました。最初に感じたのは、やっぱりGシリーズはGシリーズなんだな~と。すでにG7は展示されておらず、前機種との比較は出来なかったものの、質感的にはGXシリーズを超えていない印象。所有する喜びはGXシリーズの方があるように感じました。個人的に。

しかしスペックを見て分かるとおり今回のG8はかなり強化した標準機で、立ち位置は1段上がった機種に仕上がっているのは確かで、方向性はペンタックス K-70と同じように感じます。

電磁駆動方式メカニカルシャッターを採用しているせいか、湿度感ある静かでしっとりしたシャッターフィールで、その対極にあるのは以前キヤノンプラザでタッチ&トライした事のある EOS M5 かも。あと前面にマグネシウム合金が採用されているので、グリップをギュっと握ってみてもたわみ感はなかったです。キットレンズ 12-60mmが装着されていましたが、約715gあるのに何か軽く感じるんですよ。

防塵防滴仕様だし、Dual I.S 2が採用されているので特に静止画メインのLUMIXユーザーさんであれば、欲しくなるのでは?と思いました。試写している内に実際にフィールドに出て撮りたくなります。がっつり使い倒したくなる機種かも。

フォーカス合成を試すのは忘れてしまったのですが、改めて3つの4K PHOTOモードを試してみると今後の可能性を感じます。この機能は、GH5の6K PHOTOそして東京オリンピックに向けて8K PHOTOが控えているので、この機能の活用を考えているのであればGH5の発売まで待つのも手かと。

個人的に気になっているのがGX7 Mark IIから採用された " L. モノクローム " で、このG8にも採用されていてこのモードは撮っていて楽しい。連写も試してみましたが、空間認識AF(DFD)はバージョン表記されていないので、どのくらい追尾AFが強化されつつあるのかで評価が変わりそうな予感。ちなみにG8のAF速度は0.07秒、先日海外先行発表されたソニー α6500は0.05秒。

パナソニック G8は、2016年10月21日発売予定となっています。