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パナソニック GH5は、パナソニックのすべてが詰まった動画撮影に打って付けカメラ

ePHOTOzineが、パナソニックのマイクロフォーサーズ フラッグシップ機 DC-GH5 レビューとサンプル画像を掲載しました。パナソニックのすべてが詰まったカメラで、素晴らしいカメラを作り上げたと評価しています。

パナソニック GH5の長所は…

  • シネ4K動画連続撮影時間制限なし
  • ハイスピード動画撮影 180fpsまで対応
  • 素晴らしい画像品質
  • AWB設定 " AWBc "
  • 幅広いコンパクトレンズ群が使用可能
  • デュアルSDカードスロット
  • 大型で高解像なEVF
  • 3.2インチ背面タッチパネル
  • 防塵防滴-10℃耐低温仕様
  • メニューシステムがアップデートされ改善した
  • すでに強化ファームウェアアップデートが予定されている
  • バッテリーライフ 410枚は、省電力ファインダー撮影設定にすると1000枚になる
  • 静音シャッター

パナソニック GH5の短所は…

  • マイクロフォーサーズカメラとしてはかなり大きいボディサイズ
  • USB充電には非対応
  • 内蔵フラッシュ非搭載

4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出されています。動画品質・動画機能の評価がかなり高いレビューとなっています。

ePHOTOzineは、cinema5Dのような動画に特化したメディアではなくどちらと言うと静止画寄りのメディアなので、動画に関する突っ込んだ評価は掲載されていませんが、CINE 4K 24fps、4K 60fps、6K PHOTO / 4K PHOTO(60fps)など新機能・強化ポイントを評価しています。CINE 4K撮影時 5軸手振れ補正効果の恩恵も掲載しています。※評価項目には掲載されていませんが動画項目では " 4:2:2 10bit 出力 " もポイントに挙げています。

静止画品質にも触れていて、Jpeg画像におけるパナソニック GH5のノイズ耐性は、残念ながらオリンパス OM-D E-M1 Mark IIのノイズ耐性に匹敵する程ではない模様。ただしRAW現像では同じレベルのノイズ耐性を得られるそうです。

すでに強化ファームウェアアップデートのロードマップも登場済みで、動画機能だけではなく他の機能も改善・強化される事に期待している記述も確認できます。

映像作品を制作するならGH5は打って付けのカメラであると評価しています。ただし静止画メインで動画がサブ的なフォトグラファーは、よりコンパクトなボディ・高速連写機能・シネ4K動画撮影機能を理由に挙げオリンパス OM-D E-M1 Mark IIの使用を勧めています。※どちらも高画質な画像が得られるとフォロー付き

使い易いメニューと豊富なカスタマイズ性に触れ、これまで評価してきたポイントも挙げながらGH5は、パナソニックのすべてが詰まったカメラで、素晴らしいカメラを作り上げたと結論付けています。

ISO感度耐性は…

  • ISO100~1600 … ノイズ耐性は非常に良好
  • ISO3200 … ディテールは落ちるが使用可能なレベル
  • ISO6400 … 使用目的によってはまだ使用可能

…となっています。おそらくISO高感度時の話と思いますが、キヤノン EOS M5やオリンパス OM-D E-M5 Mark IIと比べると、ノイズリダクションが強く掛かる模様。動画テストの項目でもISO感度耐性に触れていて、動画撮影時(ISO100~12800)のノイズ耐性はGH4より向上しているとのこと。