パナソニック GH5S 状況次第では10bit Log撮影でα7S IIよりも優れた性能を発揮
dpreviewが、パナソニック LUMIX DC-GH5S 低照度の王者ではないが、使えば使うほどワクワクしてしまうとGH5Sを高く評価するコラム記事を掲載しました。文章のニュアンス的にかなりプッシュしている感じです。
GH5S(マイクロフォーサーズ)とα7S II(フルサイズ)はセンサーサイズの差があり、物理的なセンサーサイズの差を跳ね返す事はできないものの、GH5Sは10bit Log撮影に対応していて(ソニーは8bit)、マイクロフォーサーズセンサーだけに暗部ノイズの影響はα7S IIより受けるかもしれないが、10bit Log撮影によって品質の高い中間色を記録可能でグレーディング耐性が高いと掲載しています。マイクロフォーサーズの被写界深度域で撮影する場合、GH5Sは状況次第ではα7S IIよりも優れた性能を発揮する事が可能な模様。 加えて低照度性能は、ボディ内手ブレ補正機構(IS)を搭載するGH5を上回るので、撮影範囲が広い事も挙げています。
あとGHシリーズはエコシステム(周辺機材のシステム構築・ビジネスなど)が成熟しているところもポイントに挙げ、現在Metabonesの0.71x SpeedBooster経由でシグマのシネレンズ 18-35mm T2.0をGH5Sに装着し撮影中で公開するのが待ちきれないとコメントしています。
絶対的な低照度性能やフルサイズならではの被写界深度が必要な場合α7S IIに分がある感じですが、被写界深度がマイクロフォーサーズ領域で10bit Log撮影を行い、きっちりグレーディングを行うのではあればGH5Sはα7S IIに劣らない性能である事が伺えるコラム記事な印象です。