パナソニック GX7 Mark IIIは、ノイズ耐性はG9と同等、色再現性が向上
ePHOTOzineが、発表されたばかりのパナソニック LUMIX G7X Mark III | DC-GX7MK3 (海外名 GX9) レビューとサンプル画像を掲載しました。
製品名的に日本だと " GX7 Mark II → GX7 Mark III " として見ますが、海外はどうしても " GX8 → GX9 " と見てしまう模様。ちなみにGX7 Mark IIの海外名は、GX80/GX85になります。
G7X Mark III の長所は…
- 2000万画素センサー
- 5軸手振れ補正に対応したセンサー
- Wi-Fi & Bluetooth 内蔵
- GX8と比べるとよりコンパクトになったボディサイズ ※海外名はGX9
- 素晴らしい画像品質
- 4K動画品質
G7X Mark III の短所は…
- GX8よりEVFが小さくなってしまった ※海外名はGX9
- 省電力モードを使用しないとバッテリーライフが短くなる
- マイク端子は採用されておらず、一部のユーザーはマイク端子を望むことだろう
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出しています。素晴らしい画像品質を実現し、どこにいようとも簡単に撮影できる機種に仕上がっているポイントを選出理由に挙げています。
あくまでもGX8 後継機として見たレビュー記事となっていて、ボディはよりコンパクトになり、背面モニタはチルト式になり、EVFは小型になったとしながらも高速連写 9コマ/秒を実現し、5軸手ぶれ補正機構はアップデートされたと仕上がり具合を解説。
画質に関しては、ノイズ耐性は少し向上し、色再現性はこれまでの最新のパナソニックカメラよりも向上しているとのこと。GX8では採用されていなかったフラッシュを内蔵し、シャッターも静かになったそうです。ただしバッテリーライフは短くなり、通常モードでは260枚しか撮れないと指摘。省電力モードだと900枚撮影可能になるそうです。
1600万画素の画像に満足をしているのであれば、GX7 Mark II (GX80/GX85)の選択肢がある事も述べ、インテリジェントオートプラス(iA+)などの事を指していると思いますが、非常にクールで使い易いホーとホワイトバランス セッティングを実現していてるところも評価。あとBluetoothを新たに採用した事や、2000万画素であるメリットを挙げGX7 Mark IIIの魅力も挙げていています。
GX7 Mark IIIのISO感度耐性は…
- 拡張 ISO100 … ダイナミックレンジは(通常より)低くなる
- ISO100~ISO1600 … 最小のノイズと最高のディテールを得るにはこの設定
- ISO1600~ISO6400 … まだ良好な結果を示しているが、ノイズは増加しディテールは飽和し始める
- ISO12800 … ノイズが強くなり、できればこの設定は使用しない事をお勧めする ※縮小しWebの使用であればありかも
- ISO25600 … 使用は避けてください
…と判断しています。ノイズ耐性はG9と比べるとほとんど同じですが、GX8と比べると改善されておりクロマノイズ減っている模様。
少し話は変わりますが、 dpreviewはファーストインプレッションを掲載していて、発表前に製品名が " GX9 " になると聞かされ、中身はG9でEVFが可動するGX8 後継機的なモノを想像していたようで、少しテンションが低めに感じるインプレッション記事な印象。後半になって気持ちを持ち直してきますが。やっぱり海外では、GX8 後継機と見る傾向が強く感じ、日本と海外では若干感覚というか温度差を個人的に感じます。今回のePHOTOzineのレビューは、GX7 Mark II (GX80/GX85) 後継機レビューとして見ても違和感がないのではないでしょうか。