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パナソニック ここで投資しないことはカメラ事業からの撤退を意味するとコメント

日本国内でも「Lマウントアライアンス」そして「パナソニック LUMIX S1 / S1R」の開発発表が行われましたが、ダイヤモンド・オンラインが大変興味深いパナソニック・インタビュー記事を掲載しました。

ここで投資しないことはカメラ事業からの撤退を意味する。

業界自体がフルサイズミラーレスにシフトしつつあり、市場で伸びるのはここしかないと議論を重ね結論に至った経緯が掲載されています。フルサイズミラーレス開発にあたって、GH5とG9で実績を残す条件があった模様。プロカメラマンがメインユーザーで、フルサイズミラーレス グローバル市場で10%のシェアを狙うとコメントしています。

幸か不幸か、我々には守るものは何もない。

マイクロフォーサーズは撤退せず、フルサイズミラーレスと棲み分けが出来ると考えていて、現時点で競合を心配する状態ではなく「幸か不幸か、我々には守るものは何もない。思い切って持ち得る物を全てつぎ込み、一眼レフの市場を獲りにいく。」とパナソニックの決意表明で文章を締めています。

まだフルスペックは公開されていませんが、現時点で大きなシェアを築くソニー α7/α9シリーズに真っ向勝負を挑むフルサイズミラーレス機に仕上がっている事に期待しているユーザーさんは多いのではないでしょうか。

興味深い記事なので興味のある方は是非。

パナソニック 8K

あと2020年に8K民生カメラの市場投入の予定は変わりなく、おそらくこのLマウント フルサイズミラーレス機で実現してくるのではないでしょうか。上記はフォトキナ 2018に向けたプレスカンファレンス動画のスクリーンショット(38:27あたりから)ですが、8Kに向けて新型 描画エンジン・レンズ・センサーを投入する事も明らかにしています。