パナソニック「Lマウント 50mm F1.4は世界最高のレンズを目指している」
アスキーが、大変興味深いパナソニック インタビュー記事を掲載しました。「Lマウントアライアンス」と「フルサイズミラーレス機」の詳細を語っています。
以前に登場したインタビュー記事と被る箇所がありますが、この記事さえ読めば「Lマウントアライアンス」と「フルサイズミラーレス機」詳細が分かるようになっています。ただし海外メディアのようなオリンパスに関する質問はしていません。個人的にレンズとコントラスAF周りに関して今回のアスキー記事で初めて読みました。
50mm F1.4
- 世界最高のレンズを目指しています
- 最後発のフルサイズ参入なので、そのシステムを理解してもらえるような、象徴となるレンズにしたいと思っています
- プロ向けの本体に見合う性能で、世界最高の画質を出せるようにしています
- ライカさんと一緒にレンズ開発をやってきてかなりの力をつけられました
これまでマイクロフォーサーズで蓄積した技術を投入し、ちゃんと動画も考慮した高性能な大口径単焦点レンズに仕上がっているようです。フルサイズレンズに関しては、パナライカレンズは出てこないのかな?と思わせるインタビューになっています。ボディとレンズのバランスも考慮して開発している模様。
コントラストAF (DFD)
- フルサイズだと大口径レンズをつけたときの精度はコントラストAFの方がいい
- より精度を高くするためのチューニングレベルを高めたり、エンジンの高速化を図ったりしています
- AFで動くレンズの重量をしっかり設計するとか、そういう配慮をゼロからしています
やはりレンズ自体の重量はマイクロフォーサーズ用レンズと比べて重くなるので、AF速度は落ちる可能性はあるとしながらも体感的にほぼほぼ満足できるレベルまでになる模様。以前からパナソニックは像面位相差に否定的で、DFDの演算+ディープラーニングによる被写体認識+マイクロフォーサーズで培った顔・瞳AFの組み合わせで行く模様。
価格
価格に関しては、デジカメWatch(Impress Watch)がYouTubeに公開したインタビュー動画でちょっとしたヒントを語っていて…
- 発売に関しては、2019年の春ごろにはしっかりお届けできるように
- 多くの人にお使い頂きたいので、高くて手が届かないものにはしたくない
- 決して安くないと思うが、買ったら安いと思えるように感じていただけるような中身に
アスキーのインタビュー記事もデジカメWatchのインタビュー動画も興味深い内容なので、興味のある方は是非。