パナソニック「有機センサーの量産はもう少し時間が掛かり、いつ使用可能になるか言えない」
Personal Viewが、フォトキナ 2018 パナソニック インタビュー記事を掲載しました。Lマウントがメインの内容ですが、富士フイルムと共同開発中の有機センサーに関する質問にも答えています。
- 2016年の最初の発表以来、有機センサー技術開発におけるパナソニックと富士フイルム両社による協力は継続している
- ここ最近の成果は、かなり期待できるものとなっている
- この手のセンサーの量産にはもう少し時間が掛かる
- 現時点でいつ使用可能になるのかは言えない
現在も研究開発が続いていて、最近有望な成果を得た事が伺えるコメントも。しかし大量生産の段階には来ていない模様。ちなみに有機センサー絡みのプレスリリースは2018年2月14日以降行われておらず、現在明らかになっている事は…
- 3600万画素 有機薄膜CMOSセンサー
- 8K 60fps
- 45万電子の高飽和化によるダイナミックレンジ拡大
- 8K全画素同時撮影可能なグローバルシャッター
- 無段階 電子NDフィルター
…となっています。
あとオリンパスがLマウント・アライアンスに参加する可能性の質問もしていますが、マイクロフォーサーズ規格におけるオリンパスとの関係性と、Lマウント・アライアンスの仕組みは説明するものの、ライセンスを提供するのはライカであると直接的な発言は避けたカタチに。