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パナソニック GH5S 新ファームウェア 1.2 cinema5DがAF性能が大幅に改善した事を確認

パナソニックが、新ファームウェアアップデート GH5S Ver.1.2、GH5 Ver.2.4、G9 Ver.1.2、GX7 Mark III Ver.1.2をリリースしました。早速cinema5Dが、GH5S Ver1.1 / Ver.1.2 AF比較テストを行い大幅にAF性能が改善されていると伝えています。

今回の新ファームウェアアップデートの詳細はPDFで公開されていて…

GH5S Ver.1.2

  • AFCモードでAF追従した際の背景に抜ける現象を改善しました。
  • 動画記録中のAF追従した際の背景に抜ける現象を改善しました。
  • HDMI出力時のVFR記録時における動作安定性を向上させました。
  • クリエイティブ動画モードでMモードでの撮影時、SS/ゲイン操作を 角度/IOSに設定していると、ワンプッシュAEが動作しないことの 不具合を修正しました。
  • クリエイティブ動画モードでVFR記録においてV-LogLを使用した 際の画質を改善させました。
  • iDレンジコントロール設定時の画質を改善させました。
  • フリッカー環境下でのAF動作後のちらつきを軽減しました。

cinema5Dは、GH5Sを2機用意し同じ設定・同じレンズでサイド・バイ・サイド撮影を行いパフォーマンスをテストし、AF性能が大幅に向上したと掲載しています。大げさに言っている訳ではなないとのこと。この事は上記のテスト動画見れば一目瞭然。225AFポイントで、Ver1.1は背景にフォーカスが抜けがちですが、Ver1.2は背景にフォーカスが抜ける事はなく顔に追尾している事が確認できます。

撮り始めの時、顔に焦点し切れていない時もVer.1.2の方が早く対応している事が伺えます。G9はGH5Sと同世代と言って良い機種ですが、今回の新ファームウェアでGH5がGH5SのAF性能に肉薄するところまで来ているのかどうか気になるところです。