パナソニック S1R vs ニコン Z6 静止画 AF-S 比較映像が登場
Richard Wong氏が、パナソニック S1R (Ver.0.7) と ニコン Z6 (Ver.1.0) 静止画 AF-S 比較映像「Panasonic Lumix S1/S1R Autofocus Test - Round 2」をYou Tubeに公開しました。
使用カメラとレンズ
- パナソニック S1R Ver.0.7 + 50mm F1.4 Ver.0.2 (製品一歩手前のプリプロダクション)
- ニコン Z 6 + 50mm f/1.4 G (FTZ使用)
両機種のAFの違い
- パナソニック S1R … コントラストAF (DFD)
- ニコン Z 6 … 像面位相差AF
シーン1 : ISO100 1/50秒 F1.4
S1Rをタッチッシャッターで撮影開始。合焦速度は速く、精度も高い事が伺えます。Z6は、若干動きがぎこちなく所々被写体を見失っている事が分かります。Richard Wong氏は、ニコン Z6はパナソニック S1Rよりも遅いと判断。
シーン2 : ISO25600 1/50秒 F1.4 ※低照度
暗所でもパナソニック S1RのAF速度はそれほど低下しない模様。被写体を見失い狩りに行く事もありません。彼は、精度も正確であると判断しています。ニコン Z6は、ゆっくりトラッキングしシャッターが切れる感じで、AF設定を " Low-light AF " に切り替えて撮影したものの、さらにAF速度が低下してしまう展開に。
前回パナソニック S1 (Ver.0.6) 動画AF 比較映像が登場し、まだまだ改良の余地がある感じでしたが、今回の静止画 AF-S 比較動画見る限り、静止画AFはストレスなく快適に使用可能な状態のようです。現時点でS1/S1R 両機種ともまだプリプロダクション版の状態。製品版であるファームウェア Ver.1.0でどのくらい完成度を高めてくるのか楽しみです。
パナソニック Sシリーズはまだ国内発表されておらず、CP+2019に向けて今週もしくは来週あたりに正式発表されるかもしれません。