パナソニック「ラインアップ上 差別化する時代ではない」「全力で良い製品を届け続ける」
PRONEWSが、CineGearExpo2019で行ったパナソニック LUMIX「S1H」インタビュー記事を複数掲載していて興味深い内容となっています。
もはや、ラインナップ間の競合を懸念して、開発順番を調整したり機能制限したりするような時代ではないと思っています。とにかく全力で良い製品を届け続けないと、生き残っていけないですから。※PRONEWS [Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.04 次世代VARICAM構想とS1Hの開発についてパナソニック三井氏に聞くより
フルサイズセンサーを搭載したVARICAMが先に出るべきではないか?という質問に対して、LUMIXが先行して良い商品を開発できるであれば、パナソニックとしてその価値を市場に届けるべきと語り、業務用カメラ開発チームと民生カメラ開発チームは分かれているものの完全に縦割りではなく協力して開発を行っているそうです。
「[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.03 LUMIX「S1H」開発の背景をパナソニック香山氏に聞く」には、展示されていたS1Hプロトタイプ画像が数枚掲載されています。上面だけでなく前面にも録画ボタン(RECボタン)が配置されている事が分かり、個人的に今回初めて知りました。こちらでも「正直、遠慮はしていません。」と垣根を無くしてS1Hを開発中である事が伺えるコメントも。
他の映像系メディアには語っていない事も掲載しているので興味のある方は、読むことをお勧めします。