パナソニック LUMIX G100 海外発表 Vlogger向けマイクロフォーサーズ機
パナソニックが、Vlogger向けマイクロフォーサーズ機「LUMIX DC-G100 / G110」を海外発表しました。
英国パナソニックのプレスリリースによると、小型軽量 : サイズ115(w) x 82.5(H) x 54.2(D) mm / 質量 303g (本体のみ)でVloggerやコンテンツクリエイター向けに特別に仕上げたミラーレス機とのこと。ローパスフィルターレス仕様の2030万画素センサーを搭載し、動画性能は 4K30p / フルHD 60pを実現し、スロモーション動画は最大でフルHD 120fpsのとのこと。加えてこの価格帯の機種にしては珍しく追加料金なしで " V-Log L " 記録にも対応しています。
ボディ前面に録画を知らせるライトは配置していませんが、バリアングル式モニタのフレーム部分に " REC Frame Indicator " を採用する事により録画中である事を知らせる仕様となっています。
「G100」には5軸ハイブリッドイメージスタビライザーを搭載しているようで、動画撮影時に効果的な事が掲載されており、実際の効き具合が気になるところ。解説ページを見る限り、ボディ側は電子手ブレ補正でレンズ側は光学手ブレ補正の模様。
動画志向カメラだけに " OZO Audio by Nokia " を搭載しプレミアム・サウンドを実現している事もアピールしています。3つの内蔵マイクにより、クリアで活気に満ちたサウンドが記録可能で、検出した人の声を追跡するそうです。これにより外部マイクを購入する必要は無くなったとプレスリリースでアピール。オートでも使えますが、5つのモード : トラッキングモード / オートモード / サラウンドモード / フロントモード / バックモードが用意され、撮影シーンやスタイルによって最適なモードが選べるようになっています。3.5mmマイク端子も採用しているので外付けマイクも装着可能。
「G100」はVloggerカメラなだけに三脚グリップ「DMW-SHGR1」も用意。プレスリリースによるとこの「DMW-SHGR1」は、GH5 / GH5S / G9 / G99 (海外名 G90) / G80 でも使用可能な模様。もちろんアプリ経由でスマートフォンに静止画・動画を転送可能でSNSに共有可能。加えてスマートフォンからの操作にも対応しています。ここ最近の流れも反映しWebカメラとしても使用可能とのこと。ただしUSB端子は、USB Type-Cではなく " USB 2.0 Micro-B " を採用しています。
英国では2020年7月末に発売予定。価格は、ボディ 589.99ポンド、12-32mmレンズキット 679.99ポンド、レンズ三脚グリップキット 719.99ポンドとのこと。英国では、ボディもしくはレンズキット購入者に三脚グリッププレゼントキャンペーンを実施する模様。
すでにDPReviewが「G100」ファーストインプレッション・レビュー動画を公開しています。