パナソニック決算発表 いつものように映像事業の業績は分からず
パナソニックが、2020年度 第1四半期 連結決算発表を行いました。最終損益が98億円の赤字となり話題になっています。資料を見る限り、いつものように映像事業がどうなっているのか分かりません。
前回の決算では、COVID-19の影響で特に欧州でテレビやカメラの売り上げが落ちた記述があったのですが、今回はそのような記述もなく映像事業がどういった状況なのか見えてきません。
パナソニックはご存じの通り大きな企業で様々な分野で事業を展開していて、映像事業もその1つに過ぎません。組織的にアプライアンス社のスマートライフネットワーク事業部の中のイメージングビジネスユニットに位置します。なので資料上、スマートライフネットワーク事業部の業績までしか追えない状況。以前映像事業の業績を掲載した海外記事を見た事があるので、海外のパナソニックの公式資料を探せば見つかるかもしれませんが…。
パナソニックは、2020年上期にVloggerカメラ「LUMIX DC-G100」やLマウント 標準ズームレンズ「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」を発表しました。ソニー「α7S III」海外発表日にパナソニックは、ついにATOMOS Ninja Vに動画RAWデータ出力 (Apple ProRes RAW) を可能にする「S1H」ファームウェアアップデートをリリース。上記のようなDual ISOの低照度性能とダイナミックレンジをアピールする映像も公開しています。
2020年下期 パナソニックに大きな動きがあるのかどうか。カメラ市場は厳しい状況ですが、現在Lマウント エントリークラス フルサイズ機の噂もあるので期待です。