パナソニック LUMIX 構造改革報道 外部との協業など構造改革を検討中?
パナソニック「LUMIX S5」が発表されたばかりですが、国内発表の翌日9月4日付けで日本経済新聞が、パナソニックが「LUMIX 構造改革」を検討している事を印象付ける記事を掲載しました。
「LUMIX S5」が発表されパナソニックの意気込みが感じられるLマウント フルサイズミラーレス機ですが、今回の日本経済新聞だけでなくSankeiBizもデジカメ市場の縮小を焦点に当て正念場である事を伝える記事を掲載。
両記事の違いは、日経は幹部から聞いた話として「外部との協業など構造改革を検討している」と伝えています。どうやらCOVID-19以前から業績が悪化しており2020年4月~6月期のカメラ事業の赤字が20億円だった模様。SankeiBizは「各社とも生存競争に敗れれば、業界再編も含む構造改革の波に飲み込まれかねない状況だ。」と掲載しています。
ちなみに8月のキヤノン・インタビュー記事では「業界再編についてはなんとも言えない」「ただ、各社も生き残りで必死になっている面があり、何が起きてもおかしくない」とコメント。
すでにオリンパスが、カメラ事業を分社化し日本産業パートナーズ株式会社 (JIP)に譲渡する方向で話は進んでおり9月までに正式契約(最終契約)を結び、2021年に新会社を設立する予定。
パナソニックの話だけでなく、状況次第では今後のカメラ市場においてさらなる再編や競業などが起こるかもしれません。
パナソニック Sシリーズ月産台数 ※発表時のプレスリリース調べ
- S1 … 600台
- S1R … 150台
- S1H … 200台
- S5 … 1500台
ちなみにパナソニック Sシリーズ国内発表時の月産台数は上記のようになっています。ちなみにマイクロフォーサーズ機 発表時の月産台数を見てみると「GH5」は1500台、「GH5S」は1000台、「G9」は1500台、「G99」は1000台、新製品の「G100」は1500台、「GX7 Mark III」は2000台とプレスリリースに掲載されています。