パナソニック「特長が異なるフルサイズとMFTの2マウント展開が基本戦略」
CineDが、CP+2024 パナソニック イメージングビジネスユニット長 津村敏行氏 インタビュー動画を公開しました。
フルサイズに注力するお考えはありますか?
いいえ。我々のイメージング事業は特長がまったく異なるフルサイズとマイクロフォーサーズを両方、2マウントで幅広い撮影シーンにお応えしていくのが基本戦略になります。幅広い2つの選択肢を提供する事により幅広いお客様のニーズにお応えしていく。表現を極めていくお客様にはフルサイズ、高画質でありながら高速や機動性を求めるお客様にマイクロフォーサーズ。
マイクロフォーサーズのバリューは忘れられがちであるが、特に超望遠レンズとの組み合わせなど考えると非常にトータルの機動性が高い。より幅広いシーンに対応できる機動性を兼ね備えている。とても魅力的です。マイクロフォーサーズは、フルサイズミラーレスにはない体験価値を提供できるシステムと考えています。
これ以降はデジカメライフ雑談になります。
自分はMFTユーザーなのでパナソニックが今後も " MFT " の展開を続けていくことが基本戦略でホッと一息。逆にパナソニックのLマウント フルサイズカメラを愛用しているユーザーさんは、よりLマウントに注力しカメラと交換レンズの開発スピードを上げて欲しいと思っているかもしれません。
フルサイズミラーレス市場を見渡すと、ソニー・キヤノン・ニコンの開発スピードが早いのでパナソニックの開発スピードがマイペースに見えてしまう事も。