パナソニック ボックススタイルカメラにバッテリーグリップを装着可能なボディの特許
個人的に特許関連情報はあまり積極的に見に行かないのですが、たまたまJ-PlatPatを見に行ったらパナソニックのボックススタイルカメラにバッテリーグリップが装着可能で2通り撮影スタイルを実現する特許が掲載されていました。
課題 : 二通りの撮影スタイルを容易に実現することができる撮像装置を提供する。
解決手段 : 撮像装置は、筐体を有するカメラ本体と、筐体の内部に配置され、光を電気信号に変換する撮像センサと、筐体に着脱可能なグリップ部と、電気信号を基に撮像された画像を出力する出力部と、を備える。グリップ部の着脱方向において撮像センサが前記筐体の中央部に配置されている。※特開2024-065694 要約より
ボックススタイルカメラに機動力を加える特許な印象。" 請求の範囲 " の項目を読んでいくと、このグリップはバッテリーグリップである事が分かります。あとボディ背面に可動式モニタが採用されているように見えます。パナソニックは、ボックススタイルカメラ マイクロフォーサーズ「LUMIX BGH1」とLマウント フルサイズ機「LUMIX BS1H」をラインアップしており、将来的なボックススタイルカメラに上記のような仕様が採用されるかもしれません。
パナソニックは、プロ用と民生用の垣根を越えイメージング事業をパナソニックグループ内で統合・強化しており、今後の展開に注目したいところ。
ボックススタイルカメラの話から反れますが、競合他社だと、ニコンがREDを完全子会社にしたばかり。ソニーは " Cinema Line " 構築し、キヤノンは民生用とプロ機器をつなぐ「EOS R5 C」を投入済みなので、そろそろパナソニックのターンが来る事に期待したいところです。