ペンタックス MX-1 は、競合他社と引けを取らない画質を実現している
DxOMark が、ペンタックス MX-1 のレビューを掲載しています。スコアを見る限り真剣にハイエンドコンパクトデジタルカメラ市場に挑んでいるカメラで、競合他社に決して引けを取らない画質を実現していると評価しています。
- ペンタックスは、CES 2013でMX-1を発表し、ハイエンドコンパクトデジタカメラ市場に参入した
- MX-1が搭載している1/1.7インチの1200万画素センサーは、キヤノン PowerShot S110、パナソニック LUMIX LX7、オリンパス XZ-2、ニコン Coolpix P7700などのライバル機も採用している
- ペンタックス MX-1 は、裏面照射型CMOSセンサーで、富士フイルムのXシリーズに匹敵するレトロなデザイン言語で仕上がられている
- 総合スコアが、"49" でペンタックスはこのMX-1で真剣にハイエンドコンデジ市場に挑戦していることが伺える
- キヤノン PowerShot S110やパナソニック LUMIX LX7と匹敵する数値で、500ドル以下のコンパクト機の中ではトップの数値なのだ
- この3機種の数値は非常に似通っているが、MX-1はISO高感度耐性が秀でているようだ
- さすがにソニー サイバーショット RX100は1インチセンサーを搭載してるだけあって、総合スコアも "66" と頭ひとつ抜けている
- ペンタックス MX-1 と オリンパス XZ-2の総合スコアは、"49" で同等である
- ニコン Coolpix P7700の総合スコアは "53" でMX-1よりわずかに高い数値
- Pentax Q10は、MX-1よりわずかに小さい1/2.3-inch CMOSセンサーを搭載しているが、総合スコアは同じで、ペンタックスは違うスタイルで同等の画質を叩き出すカメラを提供している
- ペンタックス MX-1 は、ハイエンドコンパクト市場に少し出遅れた新参者であるが、競合他社に決して負けない画質を実現している
- ボディデザインはスタイリッシュなキヤノン PowerShot S110の逆を行くレトロデザインだが、熱狂的なユーザーに支持されるカメラなるだろう
こうやって各社ハイエンドコンデジの総合スコアを見るとほぼ横一線なのが分かりますよね♪ …ということは、レンズ特性や描画エンジンやコンセプトでどう差を付けるかでそのカメラの個性が決まってきそうな印象を受けました。
なのでこのペンタックス MX-1は、レトロデザインでこのデザインだけでも買いだな~と思っているユーザーさんも多いのではないでしょうか。性能自体も他社に負けていない画質のようですから、日本国内でも市場投入が期待されます。