リコー GR (APS-C) は、GRの名に恥じないストリートカメラ
ePHOTOzine が、ペンタックスリコー GR (APS-C)のレビューとサンプル画像を掲載しています。GRは、1600万画素APS-Cセンサーが搭載され印象的な画質でGRの名に恥じないハイエンドコンパクト機だと評価しています。
- リコー GRは、5代目にあたる最新のコンパクト ストリートカメラである
- ボディサイズを大きくする事無く、1600万画素APS-Cセンサー搭載し、28mm固定レンズを採用している
- バッテリー寿命はCIPA規格に準じた測定条件で290枚なので、予備のバッテリーを用意しておく事をお勧めする
- RAWイメージは、AdobeDNGに記録される
- 書き込みも速く、メニュー周りのレスポンスも良好
- 画像は、標準設定ではディテール豊かで色再現性も良好である
- Vividの設定だと緑と青が飽和し易い傾向で、コントラストも強調する方向性である
- 内蔵フラッシュでポートレート撮影もしたのだが、赤目になったのはわずかだ
- レンズは、ダイナミックレンジを保持した露出で、コーナーまでシャープな画像を提供している
- 10cmまで寄れるマクロモードも採用していて、AFが上手く動作しない時はMFで補助してやると良い
- 樽形歪曲とピンクッション歪曲は最小限に抑えられていて、RAWファイルと比べるとJepgは若干補正が入っていると思われる
- 周辺減光は気付かないレベルだし、パープルフリンジも良く制御されている
- 35mmクロップモードを採用していてる
- ISO100~800までは、ノイズが非常に少ない
- ISO1600になるとわずかにノイズの影響でディテールが影響され始めるが問題なし
- ISO3200でさらにディテールがノイズの影響を受けるが、非常に良くノイズをコントロールしている
- ISO6400まで常用可能に感じる
- リコー GRはAPS-Cセンサーと固定レンズを採用しているコンパクト機の中で最安値のカメラである
- 1600万画素 APS-C センサーを搭載し、非常シャープな28mmレンズを採用したリコー GRは、強烈な進化を遂げたGRシリーズである
- 他のAPS-Cコンパクト機よりも小型でしかも優れた画像を提供している
- ズームレンズの必要が無ければ、最高のポケットカメラになり得る
- Fnボタンも3つ用意されていてカスタマイズ性も高いし、ADJボタンで素早くアクセスすることも出来る
- フォーカスオプションも豊富で、完璧なストリートカメラとして使うことも可能だ
- オプションの光学ファインダーも用意されていて、背面モニタと切り替えが可能になっている
- リコー GR (APS-C) は、GRの名に恥じないカメラに仕上がっていて非常にお勧めの1台だ
非常に評価の高いレビューとなっています。元記事のサンプル画像を見る限り露出が良好なシーンで撮影しているのでAFについての不満等は記述されていません。ちなみに他の海外レビュー記事を見ると、露出の低いシーンでは、AF速度が極端に落ちる報告もされています。
マイナスポイントも非常に少なくて、RAWの高速連射が4コマ/秒、 静止画において16:9のアスペクト比がない、シーンモードやパノラマモードがない、バッテリー寿命が短い、の4つのみとなっています。