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リコー・スタッフ インタビュー ペンタックス フルサイズ機はタイミング

Imaging Resourceが、CP+ 2014で敢行したリコーイメージング スタッフ Takashi Arai氏のインタビュー記事を掲載しています。GRから645Dそしてフルサイズ機まで幅広い内容のインタビューとなっています。

  • リコーとペンタックス時間はかかったが、現在開発チームは1つになっている
  • リコー/ペンタックスの技術は双方の機種に投入されていて、今ではGRにペンタックスのTAvモードが採用されているし、GRのマルチパターン・オートホワイトバランスはK-3にも採用されている
  • K-3のローパスセレクターのアイディアは、何年も前からあった
  • K-50はエントリーレベルのユーザー用に開発されたカメラだが、ダイヤルを2つ採用し、防塵防滴ボディが自慢の機種である
  • 販売台数は、K-50よりもK-500の方が上回っているが、K-500は市場によっては手に入らないモデルである
  • GXRとGR Digital 4の生産はすでに終了している
  • GRにズームレンズを望む声があるのは確かだが、ズームレンズに向けた開発計画や開発部門はまだない
  • フルサイズ機を開発しているのは本当で、フルサイズ機を発表/発売する良い時期を探している最中である
  • …が、現時点では中判カメラの方に重きを置いていて、(CP+ 2014で公開した) 645D 2014 プロトタイプを開発したのもその理由のひとつである
  • ペンタックス Qシリーズは、米国市場であまり訴求力はないが、少なくとも日本やアジア圏では高い需要を保っている
  • GRにK-3のボディ内手振れ補正機構を採用するのは困難で、可能にするためには多くの技術を開発する必要がある

かなりざっくり抜き出してみました。

期待されているフルサイズ機ですが、今回のインタビュー記事を見る限り、645D 2014 (仮名)の方を重点的に開発している感じなので、645D 2014が先に登場し、その後フルサイズと流れなのでしょうか。9月にフォトキナ 2014が開催されますが、そこまで645D 2014が登場しないのか、フルサイズ機が発表されるのか気になるところ。個人的にフォトキナでフルサイズ機が発表されなければ、2015年の発表になるのかな~と想像しています。

この他にもRicoh Thetaや、中判レンズ、そして技術的に突っ込んだ話もしているので興味深い内容となっています。