DxOMarkが、ペンタックス K-S1 のセンサースコアを公開
DxOMarkが、ペンタックス K-S1 のセンサースコアとレビューを掲載しています。エントリークラス APS-C デジタル一眼レフとして対抗機と充分戦えるスコアで、ダイナミックレンジは素養の良さを評価しています。
- 総合スコアは " 78 " で、総合ランキングで62位、APS-Cセンサーランキングで30位という結果になった
- これまでのペンタックス APS-C機の中で9位に位置するセンサースコア
- そうは言っても、総合スコア " 78 " は、ニコン D5200クラス ( 総合スコア 84ポイント ) のAPS-C機と比べて " 6ポイント " の差があるだけ
- 各項目を見ていくと、ダイナミックレンジは " 13 Evs " でAPS-Cセンサーの中で26位で、ペンタックスは昔からダイナミックレンジのスコアは良好なのだ
- 事実ペンタックス k-5 IIsのダイナミックレンジは " 14.1 Evs " でAPS-Cセンサー ダイナミックレンジのスコアをリードしている
- K-S1 と K-5 IIs のダイナミックレンジの差は1段分
- 色深度は " 23.5 bit " で65位、ISO高感度耐性は " 1061 ISO " で61位で、総合スコアを反映した結果になった
- 対抗機である ニコン D3300 と比べてみると…
- D3300の総合スコアは " 82 " で、K-S1よりも1/3段分優れた画質を実現していて、ダイナミックレンジに関しては差は無いと言って良い
- 色深度はD3300が、1/3段リードしていて、ISO高感度耐性に関してはK-S1を圧倒している
- 対抗機である キヤノン EOS Kiss X70 と比べてみると…
- K-S1の総合スコア " 78 " 、EOS Kiss X70の総合スコア " 70 " で、1段分の画質の差がある事が分かる
- ダイナミックレンジに関しては、K-S1が2段分差を付けていて良いパフォーマンスを示している
- 色深度とISO高感度耐性はダイナミックレンジほどの差はないが、色深度は1段分、ISO高感度耐性は1/2段分、K-S1が上回る
ざっくり抜き出すとこんな感じでしょうか。現時点で " 結論 " は書かれておらず、センサースコアと対抗機の比較にとどまっているようです。
このK-S1は新たなシリーズでK-50の後継機ではなく新たなコンセプトを元に作られた機種ですが、今回のスコアを見る限り、エントリークラスに準じるデジタル一眼レフな印象です。