ePHOTOzineが、ペンタックス K-70 レビュー記事を掲載
ePHOTOzineが、リコーイメージング ペンタックス K-70 レビューとサンプル画像を掲載しました。ISO高感度耐性が高く、リアル・レゾリューション・システムなどこの価格帯で競合機種にはない先進技術の数々を搭載していると評価しています。ただしキットレンズである smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF] DC WR の評価は低い模様。
ペンタックス K-70の長所は…
- 2軸電子水準器
- 広いISO感度 標準出力感度 ISO102400
- 高精細画像を実現するリアル・レゾリューション・システム
- AdobeDNG RAW をサポート
- ローパスセレクター
- 彩度が素晴らしい
- 優れたノイズ耐性
- Wi-Fi内蔵
ペンタックス K-70の短所は…
- ライブビュー時のフォーカスとシャッターレスポンスが速くなってくれれば
- グリップは、レンズからもう少し離れていた方が良い
- 少なくとも我々が使用した(キットレンズである)18-135mmは、あんまり良くない
- リモートアプリ Image Sync は、もう少し改良する必要がある
4.5星を獲得し " かなりお勧めカメラ " に選出されています。優れたノイズ耐性を実現し、この価格帯で競合機種にはない先進技術の数々を搭載している点を選出理由に挙げています。
それ以外にも風景写真などに有効なリアル・レゾリューション・システム、4.5段分の効果があるボディ内手ぶれ補正機構SR、偽色・モアレ低減機能ローパスセレクター、2400万画素ローパスフィルターレス仕様CMOSセンサーの評価も高いレビューとなっています。
3インチバリアングル式液晶モニターと内蔵Wi-Fiも評価していますが、リモートアプリが制限的で改良の必要性と18-135mmのソフト描写を総評の箇所でも指摘しています。しかし好みのペンタックスレンズを持っているユーザーであれば、K-70はかなりお勧めであるとの記述も確認できます。人間光学的にK-S2よりも改善されているが、大きな手のユーザーだと、グリップとレンズとの距離が狭く窮屈に感じる事があるとコメントしています。
ISO高感度耐性は、ISO100~1600のノイズレベルは低く、ISO3200はわずかにノイズが増加するのみ、ISO3200でさらにノイズは増加するが常用可能とのこと。ISO12800でもっとノイズが増加しますが、色味とディテールは適度に残っているそうです。ISO25600になると明きからかに画質が低下するので、サイズを縮小する使用方法を勧めていますが、ニコン D750、ニコン D5500、ソニー α68よりもノイズは少ないようです。