ペンタックス KP 国内発表 ISO819200超高感度撮影可能な新設計の小型ボディ
リコーイメージングが、ペンタックスブランドのミドルクラス デジタル一眼レフ PENTAX KP を国内で正式発表しました。新型2400万画素センサー搭載、最高ISO感度 ISO819200を実現、5段分効果の5軸手ぶれ補正機構(SR II)、防塵防滴-10℃耐低温仕様、1/24000秒 電子シャッターなどを採用した機種に仕上がっています。当初月産数7,000台とのこと。
発売予定日は2017年2月23日。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色展開。価格はリコーイメージング公式直販サイトで137,700円(税込)。今回はグリップが特長のひとつとなっていて…
- バッテリーグリップ D-BG7 … 28,900円(税込)
- グリップS(本体に標準装備) O-GO167 … 3,888円(税込)
- グリップM O-GO1671 … 3,888円(税込)
- グリップL O-GP1672 … 4,752円(税込)
…が用意されています。バッテリーグリップ D-BG7は近日発売となっていて、グリップ3種はペンタックス KPと同じく2月23日発売予定と掲載されています。
株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)、リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:赤羽昇)は、毎日持ち歩けるコンパクトなボディに本格的な作品づくりに対応する高い基本性能と、撮影者や撮影シーンに適応する様々なカスタマイズ機能を備えたミドルクラスのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX KP」を発売いたします。
本製品は、高画質・高性能なデジタル一眼レフカメラの利用シーンを広げ、日常的なスナップから過酷なアウトドア環境下まで幅広く対応できるモデルとして開発いたしました。内部構造を一から新設計した薄型のコンパクトボディに、新型CMOSイメージセンサーと高性能画像処理エンジンを搭載し、階調再現性に優れた有効約2432万画素の極めて高画質な画像を得られます。また、シャッタースピード換算で5段分に相当する5軸対応のボディ内手ぶれ補正機構や、厳しい撮影環境下での使用を容易にする防塵・防滴構造やマイナス10℃までの動作を保証する耐寒性能も備えています。さらに、撮影スタイルや装着レンズに応じて交換できるグリップ交換システムの採用や自分好みに画面配置を変更できるコントロールパネルなど、多彩なカスタマイズ機能を備えることで、幅広い撮影シーンへのフレキシブルな対応と、ユーザーがこだわりや愛着を持って所有していただける製品に仕上げています。※プレスリリースより
ペンタックス KPの基本的なスペックは…
- レンズマウント : ペンタックスバヨネット KAF2マウント(AFカプラー・情報接点・電源接点付き)
- 撮像素子 : 2432万画素CMOSセンサー (有効画素数)
- ダストリムーバル : 超音波振動による撮像素子クリーニング機能 (DR II)
- ISO感度(標準出力感度) : ISO100~819200
- 手ぶれ補正 : 撮像素子シフト方式 (SR II:Shake Reduction II)
- ローパスセレクター : SRユニットを用いたモアレ低減機能
- 記録サイズ : 6016x4000px RAW14bit対応
- 記録媒体 : SD、SDHC、SDXCメモリーカード(SDHC、SDXCメモリーカードはUHS-I規格に対応)
- 光学ファインダー : 視野率100% 倍率0.95倍
- 背面モニタ : チルト式TFT液晶 3.0型 アスペクト比3:2 92.1万ドット
- AF : TTL位相差検出式 測距センサー SAFOX 11 27点測距(中央25点はクロスタイプ)
- 露出補正 : ±5EV
- シャッタースピード : メカシャッター 1/6000秒~30秒
- シャッタースピード : 電子シャッター 1/24000秒~30秒
- 高速連写 : 7.0コマ/秒 JPEG 28コマ RAW 8コマ RAW+ 7コマ
- フラッシュ : ポップアップ式P-TTL内蔵フラッシュ、 ガイドナンバー約6.0(ISO100・m)、28mmレンズの画角(35ミリ判換算)をカバー
- 動画 : MPEG-4 AVC/H.264(MOV) / Full HD (1920x1080、60i/50i/30p/25p/24p)
- 使用電池 : 充電式リチウムイオンバッテリーD-LI109
- 端子 : USB2.0(micro B)、外部電源端子、ステレオマイク入力端子
- Wi-Fi : IEEE 802.11b/g/n (無線LAN標準プロトコル)
- サイズ : 131.5mm × 101.0mm ×76.0mm
- 質量 : 703g (バッテリー、SDカードを含む)
新型2400万画素CMOSセンサーとPRIME IV&アクセラレーターユニットで描画と処理の高速化が強化され、ペンタックス APS-C デジタル一眼レフ史上最高の " ISO 819200 " を実現した機種とのこと。もちろんペンタックス機独自機能であるリアル・レゾリューション・システムやローパスセレクターなども搭載されています。
今回 " グリップ交換システム " が特長的で…
- グリップL O-GP1672 : しっかり握り込めるサイズと形状。大口径の望遠レンズや高倍率ズームレンズなどに最適
- グリップM O-GP1671 : 携行性とホールド性のバランスに優れ、標準ズームレンズなどに好適
- グリップS O-GP167 : 薄型のフォルムで軽快な撮影が可能。Limitedレンズ群とよく合う
…の3種が用意されています。グリップSは標準装備ですが、グリップM/グリップLは別売りとなっています。バッテリーグリップD-BG7も用意されグリップLが付属しているそうです。
最新の " 高速アルゴリズム " を採用し、従来のSAFOX 11よりも高速で合焦し、軽快な撮影を可能すな模様で、ボタンカスタマイズ性も向上していると製品ページに掲載されているので実際の撮影フィールも向上していそうな予感。IMAGE Transmitter 2対応しパソコンからのテザー撮影も可能で製品ページにペンタックス KPの魅力がたくさん掲載されています。サンプル画像もで9枚公開されました。