ホーム > カメラニュース 2020 > HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR 正式発表

HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR 正式発表

リコーイメージングが、KAF4マウント 望遠ズームレンズ「HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR」を正式発表しました。小型軽量・防塵構造で機動力を活かした撮影がコンセプトの望遠ズームレンズとなっています。発売日は2020年2月14日、希望小売価格は155,000円+税とのこと。

HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR

HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR 基本スペック

  • 焦点距離 : 70-210mm (APS-C 107-322mm)
  • 開放絞り : F4
  • 最小絞り : F32
  • レンズ構成 : 14群20枚
  • 画角 : 34.5°-11.8° / APS-C 23.0°-7.7°
  • マウントタイプ : KAF4
  • 最短撮影距離 : 95cm
  • 最大撮影倍率 : 0.32倍
  • フィルター径 : 67mm
  • 光量調節方式 : 電磁絞り 完全自動絞り
  • 絞り羽根枚数 : 9枚 円形絞り
  • 絞りリング : なし
  • 三脚座 : なし
  • レンズフード : PH-RBP67
  • レンズキャップ : O-LC67
  • レンズケース : S100-200 (別売)
  • 最大径x長さ : 78.5mm x 175mm
  • 質量 : 819g

レンズ構成図

レンズ構成図

レンズ構成は14群20枚。EDガラス3枚と異常低分散ガラス2枚を採用する事に色収差・歪曲収差・コマ収差を徹底的に制御しているとのこと。コントラストが高く、周辺まで高解像な描写を実現している事をアピールしています。

防滴構造を採用し、レンズ前面に汚れに強いSPコートを施す事で屋外での撮影を楽しめる仕様に。モーターは超音波モーター(SDM)を使用す事により高速静音AFを実現し、快適な性能である事を謳っています。あと電磁絞りを採用する事により動画モードで高精度な露出制御が可能になる模様。

幾何光学的MTF (光の回折現象の影響を考慮せずに計算したMTF)

MTF曲線

波動光学的MTF (光の回折現象の影響を考慮して計算したMTF)

MTFチャート

リコーイメージングは「幾何光学的MTF」「波動光学的MTF」 両方を掲載しています。

量販店売り出し価格 ※希望小売価格155,000円+税

  • リコーイメージングストア … 136,800円 (税込)
  • ヨドバシカメラ … 136,800円 (税込)
  • カメラのキタムラ … 123,120円 (税込)
  • ビックカメラ … 136,800円 (税込)

製品ページにサンプル画像が複数枚公開され、HDコーティング・コンテンツ内にスペシャルサイトも立ち上がっています。スペシャルサイトでは、ズーム全域 最短撮影距離95cm、最大撮影倍率は0.32倍によるテレマクロ性能もアピール。写真家 小林義明氏と吉村和敏氏そしてMatt Bishop氏がどのようなレンズに仕上がっているのかインプレッションを語っています。

タムロン 70-210mm F/4 Di VC USDとレンズ構成図を比較

レンズ構成図

タムロン 70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034) のOEMレンズではないか?いう声もありレンズ構成図を比較してみました。