欧州リコー ペンタックス100周年イベント動画を公開 日本で新型APS-C情報更新への期待
欧州リコー(RICOH PENTAX EUROPE)が、去年の11月7日~9日までフランス パリで開催されたペンタックス 100周年イベント動画を公開しました。日本ではCP+2020に向けて用意していたコンテンツの公開を予定し、製品情報を発信する情報もあるので、開発中のデジタル一眼レフ APS-C フラッグシップ機の一部詳細が明らかになるかもしれません。
去年の11月にパリで開催されたペンタックス100周年イベント動画
今になってペンタックス100周年イベント動画を公開するという事は、101年目の新型カメラ&レンズに動きがあるという事なのでしょうか。世界中で新型肺炎が感染が広がり、主要写真&映像系イベントが軒並み開催中止に追い込まれ、今後の状況によっては先延ばしになるかもしれませんが、何かしら準備が進んでいそうな印象。
このイベントでも「ペンタックス デジタル一眼レフ APS-C フラッグシップ機」を展示していた事が分かります。会場ではトークステージ、ワークショップ、記念撮影、作品展示、歴代機展示をはじめ、グッズの販売もあったような事が伺える映像で海外でもペンタックス愛のユーザーさん達がいる事が伺えます。あと会場に欧州リコーCEOであるタカダ・ユタカ氏と思われる姿も確認できます。
八百富写真機店によるリコーペンタックス情報
あと、CP+向けに用意していたコンテンツは、ベストベターの方法を模索しながら順次公開されていくそうです。
— 八百富写真機店 ヤオッター (@yaotomicamera) March 18, 2020
CP+のような大きなイベントがないので、色々と工夫しながら製品情報を届けてくださるそうです。
そして、弊社を長年担当してくれた某OGA氏が東京に栄転 (^^)
- ゆっくりではあるが製品開発は進んでいる
- CP+2020で用意していたコンテンツ公開を模索中
- 色々工夫しながら製品情報を公開する予定
ニッシン・オリンパス・パナソニック・DJIなどがCP+2020コンテンツを公開しつつあり、月末にはニコンもLIVE配信を予定しています。どうやらリコーも何かしら情報発信する予定で、開発中の「デジタル一眼レフ APS-C フラッグシップ機」の一部詳細や進捗状況が明らかになるかもしれません。
「遅々と前進中」という表現を使っているので、すでに出そうにない事が伺えます。去年の11月に「ペンタックス APS-C フラッグシップ機 開発が順調に進めば発売は2020年夏ごろ」という情報が登場済みなので、それを裏付けている感じに。
- 645Z … 2014年6月発売 ※中判
- K-1 II … 2018年4月発売 ※フルサイズ
- KP … 2017年2月発売 ※APS-C
- KP Limited … 2019年7月発売 ※APS-C
- K-70 … 2016年7月発売 ※APS-C
ペンタックス101年目の新型機は「デジタル一眼レフ APS-C フラッグシップ機」になりそうですが、その次の新型機は何なのか、ラインアップ構成はもっと特化していくのか気になるところです。あと今年もカメラ市場が縮小傾向にあり、加えて新型肺炎の影響で世界的に経済が打撃を受けそうな感じなので、各カメラ&レンズメーカーの踏ん張りどころかもしれません。あと歴代機でハートマークを表現したペンタックス100周年画像良いですよね~。本当に一眼レフ1本で行くのか、本格的にミラーレス市場に参入する可能性があるのか色々想像してしまいます。