ペンタックス 一眼レフ宣言 ペンタックスがペンタックスであるために
リコーイメージングが、ペンタックスブランドの未来と方向性を示したブランドビジョンと動画「これからのPENTAXカメラが大切にしていくこと 」を公開しました。今後も一眼レフで未来を創っていく決意と宣言といって良いのではないでしょうか。
一眼レフの未来を創る。
レンズと光学式ファインダーを通った現実の光を見て、感じながら撮る。 その独創のメカニズムは、一眼レフだけのもの。私たちは、このカメラの未来に挑み続けます。
写真が好きだから切り拓いた、PENTAXの道。
レンジファインダー全盛時代に、早くも一眼レフの可能性を見い出したPENTAX。アイレベルファインダーによる撮影スタイルも、PENTAXの名の由来ともなった。ペンタプリズムの名で実現しました。写真を単なる記録から、より自由な表現の手段へと変えたのです。
撮るプロセス、そのすべてを愉しむために。
ファインダーを覗く、ピントを合わせてシャッターを切る。一眼レフの「撮る快感」には、代わるものがありません。それは、あなただけのアートを描く、パートナーなのです。
光学ファインダーへの飽くなきこだわり。
レンズが捉えた像を肉眼で見られるペンタリズムを用いた光学ファインダーに、私たちはこだわります。現実の光を見ながら写真を撮る愉しさをどこまでも追求するために。
数値では測れない、空気感をも写しだす。
PENTAXのLimitedレンズシリーズは、単に性能やスペックだけを追わず、開発者自身が実写を重ねる官能評価を重視。記憶や感性まで表現するその力が、自然なディテールを描き出します。
印象色。心に残る、自分だけの「画」。
目の前の風景の中にあるあなただけの「印象」を写しとるために。PENTAXのデジタル一眼レフは、フィルムを交換する感覚で画づくりを変えられる「カスタムイメージ機能」を搭載。写真を愉しむ人の探求心に、PENTAXは全力で応えます。
写真を生涯の趣味にするために。
私たちがお届けするのは、カメラとハードウェアだけではありません。人生を豊かにする趣味として写真を愉しむためのサポートまで、PENTAXの活動が広がっています。写真の奥深さをより多くの人たちに体験してほしい。それが私たちの願いです。写真を撮ろう。「PENTAX」。
上記の動画には「PENTAX ブランドムービー」が挿入されており、そのメッセージをピックアップしてみました。一眼レフならではの光学ファインダー越しの世界。その撮影体験・写真体験の愉しさを示しており、撮る・創る・鑑賞する写真の世界を一眼レフで追求していく決意ににも感じます。
PENTAX ブランドページには以下の " 5つの決意 " が掲載されています。
写真が好きだからカメラを造る。
写真を愛するからこそ、写真をよく知るからこそ、写真好きに選ばれるカメラを造る。
対話するように撮れるカメラを理想とする。
感性と創造力を駆使し、被写体と言葉を交わすように自分だけの画を創れるカメラをめざす。
撮影プロセスまで愉しめるカメラにこだわる。
ファインダーを覗く、ピントを合わせる、シャッターを切る、画を創る。すべての「撮る快感」を追求する。
数値では測れない領域まで挑む。
数値的な高性能だけを求めるのではなく、開発者自身の感性をも盛り込んで深い味わいを追求する。
ユーザーの「写真体験」を資産とする。
ハードウェアだけでなく、撮る、創る、鑑賞する、すべての心躍る「写真体験」をユーザーと共有したい。
基本的に「PENTAX ブランドムービー」と同じ事が掲載されているのですが、明確にペンタックス・ユーザーに今後の方向性をきっちり示した事に意味があるのではないでしょうか。
次回はの動画は新型デジタル一眼レフ
すでに次回公開予定の動画の予告が挿入されていて、次回は新型デジタル一眼レフがどのような機種に仕上がっているのか明らかになりそうな感じです。おそらく開発中の " APS-C フラッグシップ機 " だと思いますが、こういう動画が公開されるという事は正式発表が近いのでしょうか。