ペンタックス フラッグシップ機でAPS-Cの常識を打ち破る シルバーモデル群も予告
リコーイメージングが、開発中のペンタックス APS-C フラッグシップ機の一部情報を公開した「NEW APS-Cフラッグシップモデル最新情報」をYouTubeに公開しました。APS-C フラッグシップ機以外にもシルバー攻勢を掛ける予定である事も明らかに。
ペンタックス APS-C フラッグシップ機 最新情報
光学ファインダー : やはり光学ファインダーにかなりこだわりがあり、このカメラ用に開発を検討したのは2017年で基礎検討に関してはかなり前から行っており商品企画部 若代滋氏にとって夢が叶った光学ファインダーの模様。加工が難しい高屈折率のガラスを採用したペンタプリズムによってAPS-Cとして過去最高のファインダー倍率を実現しているとのこと。PENTAX KPと比べるとファインダーの明るさは10%明るくなっているそうです。光学ファンダーのファインダー設計も新規で行ったので、ファインダー倍率が上がっても歪みのない事も特長の1つに挙げています。
小型堅牢ボディ : マウントから液晶までの厚さは、KPよりも今回のフラッグシップ機の方が薄いそうです。グリップもこだわりがあり、手の大きな人から小さな手の人まで評価してもらいながら何度も繰り返し仕上げ、ボディ自体も小型ボディでありながら優れた操作性を両立を目指し、ボタン・ダイヤル類の位置や形状を最適化しているとのこと。ジョイスティックの配置やサイズも大変だった事が伺えます。
軽快な新開発シャッター : カメラを安定して撮影できるように「645Z」や「K-1」に採用したリーフスイッチを採用している事を明らかに。リーフスイッチを採用しながら小型を維持したカメラになっているそうです。シャッターやミラーの駆動制御系も刷新している模様。軽快なシャッター感覚という表現も。
ステータス液晶 : 上面サブモニタに関しては詳細を明らかにできないそうですが、極力大きな液晶にしようという事で開発が進められた経緯を解説しています。大きくなった事で上面のレイアウトも考え直したとのこと。
画像品質 : イメージセンサー・描画エンジン・アクセラレーターユニットすべて新しいモノを採用していると明言。ISO高感度性能をはじめ解像性能も進化しているとコメント。画素数に関してはAPS-Cセンサーで想像の範囲内であるが、画像処理の方は大幅に進化しておりISO100などの低感度の画質も期待して欲しいと自信を伺わせています。「繊細な描写・優れた解像感を感じていただけると思う」とコメント。
APS-Cの常識を超える : 光学ファインダーと画質などAPS-Cカメラがフルサイズ機に劣っている所・常識をこのカメラで打ち破りたい思っていると語っています。
あと動画の終わりの方でこのPENTAX APS-C フラッグシップ機が、デュアルカードスロットを採用している事が分かるシーンも登場します。
シルバー スターレンズ
APS-C フラッグシップ機の話だけでなく、今後のシルバーモデルの展開も示唆。スターレンズのシルバーモデルを計画している事を明らかに。「70-200mm F2.8」「50mm F1.4」「85mm F1.4」シルバーを計画している模様。シルバーは塗装とのこと。
PENTAX K-1 Mark II シルバー リミテッドエディション
スターレンズのシルバーモデルに連動して「PENTAX K-1 Mark II シルバー」も計画中。加えて21mmのシルバーも用意するそうで、心待ちにしていただければと抱負を語っています。ボディの方が先に発売され、台数限定になる見通しである事も明らかに。
PENTAX APS-C フラッグシップ シルバーモデル
開発中の「PENTAX APS-C フラッグシップ機」もシルバーモデルを検討している模様。これまでブラックを発売してからしばらくしてシルバーを投入する事が多いですが、このモデルに関しては同時発売を検討している事を明らかにしています。