リコーイメージング「PENTAX17」増産を検討
産経新聞が、ハーフサイズフォーマット単焦点フィルムコンパクトカメラ「PENTAX17」リコーイメージング TKO氏 インタビュー記事を掲載しました。
記事自体は「PENTAX17」開発秘話的な感じで、TKO氏が開発までの敬意やこだわりを語っています。「PENTAX17」は予約受付が開始され、すぐ需要が供給を上回り注文受付一時停止なりました。今後の対応は以下のように掲載されています。
海外の若い世代も購入できるギリギリの範囲として、価格は『500ドル』にこだわった。ベトナムで生産しており、日本は円安の影響を受けて他よりも割高になるが、それでも予定を上回る注文が入った。現在、注文は一時停止しており再開時期は未定だが、増産を検討して対応したいと考えている。※産経ニュース 「なぜ令和にフィルムカメラ発売、リコーが21年ぶり新モデルに詰め込んだ〝こだわり〟とは」より
「PENTAX17」はベトナム製で、供給不足は増産する事で対応する方向性で検討している事が伺えます。
リコーイメージングの利益余剰金は-61億7,900万円でまだまだ改善の余地はありますが、前年度(2023年4月-2024年3月) の純利益は " 38億3,900万円 " となっており、徐々に利益が上向きになってきました。
※利益余剰金はもちろんプラスである方が望ましく、一般的にマイナスだと業績悪化を指す事が多い印象。最悪 債務超過や倒産のリスクが増大する事に。逆にプラスの場合は、銀行から資金調達し易くなったり、株主還元、設備投資、社員の賃金引き上げなど様々な用途で利益余剰金を活用できます。