TKO氏「ペンタックス フィルムカメラ プロジェクトは続けていきたい」
Gizmomo freaksが、PENTAX17 商品企画兼デザイン担当 TKO(鈴木タケオ)氏 インタビュー動画を掲載しました。
いつものように視聴者や読者が聞きたい事を聞いてくれる写真家 桃井一至氏がインタビュアーで終盤に今後の展開について質問しています。ハーフサイズフォーマットではなく通常の35mmフィルムカメラや、レンズ交換式カメラや二眼レフカメラなど、次の構想について質問しています。この質問に対してTKO氏は…
本当にプロジェクトは終わりがないんですよね。僕としてもずっと続けていきたいし、このアナログマーケットを皆さんと協力して続けていきたい。その中で僕らが出来る事はカメラなので、カメラを考え続ける事だと思います。そういう意味で言うと本当に色々なチョイスがあるんですよ。いろんな方からアドバイスもたくさん貰っているので、もし許されるのであれば…会社が許してくれるのかどうかは別の話ですけど…w
是非ユーザーさんも声を上げていただいて、アドバイスをいただきながら、僕としては本当にチョイスはすごくたくさんあって、むしろ " どの順番でいこうか " 、そのくらいで行きたいと思うんですよ。僕としては、プロジェクトを是非継続したいと思っています。僕らだけじゃ何も出来なくて、ユーザーの皆さんの声であったり、アナログのマーケットを支えてらっしゃる皆さんの協力のもとでやっていかないと、カメラだけ作ってもダメなんですね。絶対に進めていけないんですよ。本当にそこに携わる… (桃井氏 文化的なものがね) … 本当にそうなんです。
楽しまれている若いユーザーさんが、たくさん入ってくる。(桃井氏 おじさんも見捨てないでください!) … もちろんですよ! 昔使われていた方の知見や当時の経験はすごく重要。昔使われていた方が、むしろ若いユーザーの皆さんが「こんな風に楽しんでいるの?」「こんなやり方なんだ!」「フィルムを買う時こうしているんだ!」「データをこうやって上げているだ」とか知っていただくとすごく面白いんですよ。そこに寄り添っていただければ、多分若いユーザーの皆さんも「じゃあ逆にプリントってこんなに面白いんだ」「暗室に入るとこんなになるんだ」「現像液ってこんなに種類があるんだ」とか色々興味を広げてそこが繋がっていくと思いますね。僕は、それがすごく大事だと思っていて、両者、色々な年代の方々が… (桃井氏 色々な輪が広がっていくと良いですね) … 最高ですね。
動画前半はハーフサイズフォーマット単焦点フィルムコンパクトカメラ「PENTAX17」の開発秘話や魅力を語っているので「PENTAX17」に興味のある方にとってお勧めの動画となっています。