リコー「GRIV」GRアンバサダーのハンズオン動画が登場
GRアンバサダー Samuel Streetlife氏が、2025年秋発売予定の「GRIV」ハンズオン動画をYouTubeに公開しました。
前半は箱から出した「GRIV」と前期種「GRIII」の外観を比べ、ボディに電源を入れ簡単なAFテスト。後半は「GRIV」撮影旅行後の簡単なインプレッションを語っています。

間違いなく「GRIV」はスリムになった気がする
「GRIV」を手にした時に何となく違いを感じるそうで、間違いなくこのカメラはよりスリムになった気がするとコメント。グリップは「GRIII」よりも大きく感じるとのこと。ボディのエッジ部分の事だと思いますが、少しシャープになったと表現。「GRIV」は実際に手にすると、より小さくなったように感じる模様。

ロックボタンにくぼみ
モードダイヤルを回す時に押すロックボタンにくぼみがあると差異を解説。

前ダイヤル
「GRIV」の前ダイヤルのテクスチャーが「GRIII」と異なると表現しており、質感を事を指しているのか、ダイヤルのパターン(形状)の事を指しているのか気になるところ。

背面
背面も大きく変わった訳ではないが、おそらく良い方向に変わったのではないかとコメント。今回の「GRIV」はコントロールダイヤルが非搭載で彼はこの背面ダイヤルを使わない撮影スタイルとのこと。

±ボタンの復活とサムレスト
「GR/GRII」にあった " プラスマイナスボタン " が復活し、Samuel氏は好意的に受け止めています。実際に「GRIV」を手に持った時に、誤ってプラスマイナスボタンを押してしまう感じはなく、「GRIII」より少しエルゴノミックが向上している感じがすると所感の述べています。「GRIV」はサムレスト(親指置き場)がちゃんと用意されているとのこと。

新レンズ
新レンズは新設計(リデザイン)が施されているが、外観は「GRIII」と同じ様に見えるとのこと。


Snダイヤル追加
「GRIV」は新たに " Snダイヤル " が追記されました。おそらく " スナップフォーカス " の略だと思うと説明。Snモード時は、前ダイヤルでスナップフォーカス(ピント位置)の焦点距離が変化する模様。
カメラ起動
彼は「GRIV」を初めて起動するのですが、起動時に " GRロゴ " フェードイン・フェードアウトする模様。内蔵メモリ53GBである事も解説。技術的にメモリーカードは必要ないが、(micro)SDカードにバックアップ出来るかどうか気になるとのこと。
AF性能は向上
この場で簡単なAFスピードと精度のテストをしていますが「おぉ~明らかに速くなっている」とコメント。カメラから50cmぐらいの位置の手のひらと、遠景を交互にピント合わせていますが、「GRIII」よりもAFスピードは速くなっている模様。焦点しに行く時に少し狩り(ハンティング)に行くと表現しているので、若干被写体を探しに良く動作が入る事が伺えます。追尾AFも「GRIII」より粘ってくれる感じです。雨が降ってきて、「GRIV」は防塵防滴仕様ではない事もコメント。
撮影旅行後のインプレッション
動画の最後は「GRIV」撮影旅行後のインプレッションを語っています。「GRIV」はスペック上大きなアップグレードが無いように見えるが、GRカメラは常に改良が重視されており、モデルごとにより洗練されたエクスペリエンス(経験)を得ることが出来ると表現。「GRIV」は使い易さと応答性において良い意味で(これまでと)違った感じがするとのこと。あと撮影時のブラックアウトの時間がかなり短くなっているそうです。彼は、ストリートスナップする上でこのブラックアウト時間短縮化を高く評価しています。詳細なレビュー動画も今後公開予定とのこと。

撮影画像
現時点で「GRIV」で撮影したサンプル画像をお見せできないとしながらも、ダイヤル類の操作性の解説シーンで背面モニタ越しで撮影画像数枚を確認できます。