シグマ 35mm F1.4 DG HSM は、すべての要素をクリアしている大口径単焦点レンズ
ePHOTOzine が、シグマの単焦点レンズ 35mm F1.4 DG HSM のレビューとサンプル画像を掲載しています。35mm F1.4はすべての条件をクリアしていて、同じ焦点距離の大口径単焦点レンズを探しているのであればお勧めだと評価しています。
- このレンズは、高品質を約束したArt ラインにあたる1本目の単焦点レンズである
- 660gとキヤノンやニコンの同じラインのレンズと比べるとやや重い
- クオリティの高いマットなプラスティックボディに金属製マウントのボディになっている
- フルタイムマニュアルフォーカスが可能で、MFの感触はスムーズだ
- 最短撮影距離は、30cmと典型的な値
- F1.4の中央部はかなりシャープで、周辺はシャープ感が落ちてボケ味が綺麗で大口径レンズならではの描画である
- F2で全体的にシャープになりF4でピークを迎える
- 色収差は非常に良く抑えられていて問題になることは無いだろう
- F1.4ならでは周辺減光も味わえる
- 樽型の歪曲収差は 0.688% で普段の撮影では問題ないが、絶対的な直線が必要な時はソフトで補正してやる必要がある
- このレンズは、すべての要素をクリアした光学性能を提供している魅力的な単焦点レンズである
- この焦点距離の大口径単焦点レンズは、35mm F1.4 DG HSM 候補に入れても損はない
シグマがArtラインと銘打って最初に市場に投入してきたレンズだけあって、光学性能はカメラメーカー純正レンズに負けないくらいの仕上がりになっているみたいですね♪ SD1 Mユーザーさんやフルサイズ・ユーザーさんであれば、ちょっと使ってみたいな~と思わせてくれるレンズではないでしょうか。