シグマ DP3 Merrill は、中望遠の面白さと余白を使う面白さを感じるカメラ
PHOTO YODOBASHI が、シグマ DP3 Merrill のレビューとサンプル画像を掲載しています。75mmという焦点距離は、中望遠の面白さや余白を使う面白さがあり、ちょっとオススメのカメラだと評価しています。
- 基本的にDP1M/DP2Mとカメラ部分は変わらないので、その描写力は既に実証済み
- レンズも例のFoveonセンサーを搭載したMTF測定器で性能を煮詰められたと思われる
- 抜群の写りである反面、色収差等も呆れるぐらいハッキリ写し込んでしまう…が、DP3Mでは全く気にならない
- 開放から文句のつけようが無いシャープさに加え、焦点距離と開放F値からの大きなボケ、さらに情緒の感じられるボケ味と、満足な写り
- 75mmという焦点距離は、切り取り感が強まる中望遠の面白さがある
- DP1M/DP2Mとテストしてきて、このDP3Mが最も取っつき易いカメラだと感じる
- 最短が28cmと結構短く、画角もDP1M/DP2Mより狭いため、ちょっとした寄りの撮影も楽しい
- 街を覗き込むような動きのあるスナップ、風景撮影なんかも実は望遠側のレンズを多用するため向いている
DP1M DP2Mと変わらない光学性能でDPシリーズファンであれば満足できる機種に仕上がっているみたいですね♪ 自分もCP+ 2013でこのDP3 Mを触りましたけど、いつものDPって感じで新鮮味(?)は感じませんでしたが、DPシリーズならではの(?)安定感は感じます。あとAFがもうちょっと速くなったらな~という思いは少しあるかも。
PHOTO YODOBASHI ではDP3 Mのレビュー第2弾も予定していて、次回はモノクロの検証もするそうです。シグマは、「SIGMA Photo Pro」でモノクロモードを追加する予定で、CP 2013のシグマ・ブースのステージのセミナーでデモ操作も披露していましたから楽しみです。