シグマが、dp Quattro シリーズの開発を発表 QuattroセンサーとTRUE IIIを搭載
シグマが、dp Quattro シリーズの開発を発表しました。新設計ボディに、新開発Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー(ジェネレーションネーム“Quattro”)と新描画エンジン TRUE IIIを搭載していて、dp1 Quattro、dp2 Quattro、dp3 Quattroの市場投入を予定しています。
dp1 Quattro | Wide
- 焦点距離 : 19mm
- 35mm 換算 : 28mm
- F値 : F2.8~F16
- 絞り羽根枚数 : 9枚
- レンズ構成 : 8群9枚
- 撮影範囲 : 20cm~∞
- 最大撮影倍率 : 1:8.3
- センサー : 2900万画素 Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー(CMOS)
- ISO感度 : ISO100~ISO6400
- シャッター速度 : 1/2000秒~30秒
- 背面モニタ : 3型 92万ドット TFTカラー液晶モニタ
- サイズ : 161.4mm × 67mm × 87.1mm
- 質量 : 未定
dp2 Quattro | Standard
- 焦点距離 : 30mm
- 35mm 換算 : 45mm
- F値 : F2.8~F16
- 絞り羽根枚数 : 9枚
- レンズ構成 : 6群8枚
- 撮影範囲 : 28cm~∞
- 最大撮影倍率 : 1:7.6
- センサー : 2900万画素 Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー(CMOS)
- ISO感度 : ISO100~ISO6400
- シャッター速度 : 1/2000秒~30秒
- 背面モニタ : 3型 92万ドット TFTカラー液晶モニタ
- サイズ : 161.4mm × 67mm × 81.6mm
- 質量 : 395g (本体のみ)
dp3 Quattro | Mid-Tele
- 焦点距離 : 50mm
- 35mm 換算 : 75mm
- F値 : F2.8~F16
- 絞り羽根枚数 : 7枚
- レンズ構成 : 8群10枚
- 撮影範囲 : 22.6cm~∞
- 最大撮影倍率 : 1:3
- センサー : 2900万画素 Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー(CMOS)
- ISO感度 : ISO100~ISO6400
- シャッター速度 : 1/2000秒~30秒
- 背面モニタ : 3型 92万ドット TFTカラー液晶モニタ
- サイズ : 161.4mm × 67mm × 101.8mm
- 質量 : 未定
これこそサプライズって感じの発表ですね。発表直前にリーク画像が登場しましたが、直後に正式発表されて思わず物欲にかきたてられたシグマファン・カメラファンは多いのではないでしょうか。
Quattro センサーは、これまでの Merrill センサーとは少し形状が違うFoveon X3 センサーで、30%の解像度向上を実現しているそうです。
プレスリリースには、" シグマの哲学である「作品づくりのためのカメラ」としての方向性を先鋭化させ、本格的な芸術表現をより身近にするための本質性能だけに特化して生まれたのが、この新世代のdpです。" と掲載されていて、これまで通りシグマでこそ実現できるdpシリーズに仕上がっていると思われます。
発売時期・価格は未定ですが、dp2 Quattroの詳細が画像も含めてかなり公開されているので、最初に登場するのはこのdp2 Quattroかもしれません。加えて2月13日から開催されるCP+ 2014に出品することも発表しています。