シグマ 20mm F1.4 DG HSM は、模範となるフルサイズ対応超広角レンズ
ePHOTOzineが、シグマ 20mm F1.4 DG HSM | Art のレビューとサンプル画像を掲載しています。F1.4を実現したユニークなフルサイズ対応超広角レンズでありながら、光学性能も高く、色収差・フレアを徹底的に制御し、間違いなく " 模範 " となるレンズであると評価しています。
20mm F1.4 DG HSM | Art の長所は…
- 卓越した光学品質
- しっかりした出来の良い仕上がり
- 色収差をかなり制御している
- 優れたハンドリング
- AFパフォーマンスが素晴らしい
20mm F1.4 DG HSM | Art の短所は…
- F1.4レンズゆえの価格設定(ライバル不在)
- 重くてかさばるところ
- 防塵防滴仕様ではない
F1.4という(世界初の)フルサイズ用超広角レンズをF値だけでなく、光学性能もかなり評価し、4つ星半を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出しています。この20mm F1.4は、間違いなく " 模範 "となるレンズになるとコメントしていて、フレアや色収差を見事に制御してると評価しています。
ただし価格設定は今のところ高いと感じていて、今後の値下げやライバルレンズの登場により変動する価格を意識させるような文言も見受けられます。
テストにはキヤノン EOS 6Dを使用していて、やはり第一印象は950gあるレンズだけに " 重い" と感じるそうです。フレア耐性が高いのでファインダー越しの光景もコントラストが高くくっきり見えるとのこと。開放時から中央部分はすでにシャープな描画で、F16まで絞り込んでも使えるレベルのようです。
色収差はかなり制御していて、多くのユーザーはまったく気にならないだろうと評価しています。樽型歪曲は -2.14% で驚くにあたらず、ほとんどの写真で問題になる事はなく、必要であれば画像編集ソフトで補正可能なレベルだそうです。色収差・フレアに関する記述は何度も登場するレビューとなっています。
現時点で直接的に競合するレンズは無いですが、今後競合他社から登場すると思われるフルサイズ用(F1.4)超広角レンズのベンチマークとなるレンズに仕上がっているようです。