シグマが、ペンタックス K-1に対して該当レンズを使用しないように告知 ボディに傷
シグマが、シグマ製ペンタックス用交換レンズ 一部の製品においてマウント上部ボディ部分にすり傷が付く事が判明したと対象製品の使用を控えるようにと告知しています。修理対応を予定していて、対応が決まり次第あらためて案内するとのこと。
この度、弊社ペンタックス用交換レンズの一部の製品において、リコーイメージング株式会社から4月28日に発売となったPENTAX K-1に装着する際、カメラ本体の一部にすり傷が付くことが確認されました。下記の製品につきましては、PENTAX K-1にてご使用になられませんよう、お願い申し上げます。今後、修理にて対応を行う予定でございますが、対応時期など決まり次第、あらためて弊社ホームページにてご案内いたします。※プレスリリースより
対象機種
- 30mm F1.4 DC HSM| Art
- 35mm F1.4 DG HSM| Art
- APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
旧製品対象機種
- 50mm F1.4 EX DG HSM
- 85mm F1.4 EX DG HSM
- 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
- APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
- APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM
- APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM
- APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM
- APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM
加えてペンタックス K1にシグマ製交換レンズ使用時の注意事項もプレスリリース下部に掲載されています。
クイズ。
— 田中希美男 (@thisistanaka) 2016年5月4日
PENTAX K-1のボディマウント上部にかすかに削られたようなヘコミがある。K-1に取り付けるとボディにアタってしまうため急遽、ヘコませたものだ。
さて、どんなモノがK-1ボディにアタってしまうでしょうか? pic.twitter.com/KYkAzf5TRq
@thisistanaka K-1マウント上部のヘコミ。正解はマウント変換アダプター「645レンズ用アダプターK」だ。それにしても、ぎりぎり・・・。デザイナーの慌てぶりが眼に見えるよう。 pic.twitter.com/RlGX3Rtzwd
— 田中希美男 (@thisistanaka) 2016年5月4日
上記は写真家 田中希美男氏がGW中につぶやいたペンタックス K-1関連ツイートですが、マウント変換アダプター "645レンズ用アダプターK " がボディに当たってしまい、急きょヘコました箇所がある事を伝えています。なので元々ギリギリの形状で、今回それがサードパーティ製レンズに影響が出てしまったようです。
" すり傷 " はGW中にSNSなどで報告が相次ぎ、今回シグマは早い対応を発表しましたが、現時点でネット上はシグマに同情的な書き込みが目立つ印象です。まあリコーが、サードパーティ製レンズまで考慮に入れてボディデザインを考える必要はないのですが…^^;
中には、今後サードパーティ製レンズが装着できないようなボディデザインをわざと採用するカメラメーカーが現れるのではないか?というような憶測も見受けられます。