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シグマ 山木社長 将来的にミラーレス機が優位に立つと思うとコメント

Amateur Photographerが、シグマ 山木社長 インタビュー記事を掲載しました。様々な質問に答えて興味深い内容なのですが、将来的にデジタル一眼レフとミラーレス機は共存すると確信しているとコメントしながらも " 将来的にミラーレス機が優位に立ち、デジタル一眼レフは特定の目的に使用するカメラとして存続していくと思う " と自身の考えを示してしてます。

ミラーレス用レンズ拡充にあたって富士フイルム Xマウントレンズの可能性に関する質問に対して、富士フイルムは情報を開示する事はないので、リバースエンジニアリング(設計図などの仕様やソースコードなどを調査する事)が必要になり実現させるには長い時間が掛かることを示唆しています。Xシリーズ愛用者はシグマの典型的な顧客になり得るので、慎重に検討する必要があると可能性を残した発言も。

シグマは、dp Quattroシリーズを展開しsd Quattroの市場投入も予定していますが、おそらくQuattroシリーズを引き続き展開していくと、今後Quttoroシリーズの拡充が期待できるコメントも。sd QuattroがアドビのCamera RawやLightroomに対応する可能性に関する質問に対しては、将来的にアドビが我々のファイルシステムをサポートする事を切望しているが、サポートするかしないかはアドビが決める事であるとコメントしています。

あと9月に開催されるフォトキナ 2016で " エキサイティングな新製品群を用意する " と語っているので、思わず期待しています。一部をピックアップしただけで、市場の話や、レンズ、カメラボディなど多岐にわたるインタビュー記事になっています。