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シグマ 新レンズ4本を正式発表

シグマが、新レンズ4本をCP+ 2017に向けて国内正式発表しました。「14mm F1.8 DG HSM | Art」「135mm F1.8 DG HSM | Art 」「24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」の4本で、シグマ/キヤノン/ニコン・マウントが用意され、発売日と価格は現時点で未定とのこと。※電磁絞りを採用している為にニコンマウントに関しては使用機種に制限あり

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art は、異次元の視覚体験を可能にする真のハイスピードレンズです。星景、夜景撮影や、広いパースペクティブを活かした表情豊かな波打ち際での撮影など、被写体の一瞬の動きをとらえたいシーンでも、ISO感度を上げずに速いシャッタースピードを選択できます。35mmフルサイズをカバーする14mmという超広角レンズにおいて、開放値F2を切るF1.8の明るさを実現したSIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art は、まさしく「超広角ハイスピードレンズ」を求めていたユーザーにとって待望の1本と言えます。14mmはズームレンズでもカバーされる画角ですが、速いシャッタースピードが必要なシーンだけでなく、蛍の群れの撮影などボケと光跡をコントロールしたいシーンにおいて、F1.8という大口径レンズがもたらすメリットは大きいでしょう。※プレスリリース

14mm F1.8 DG HSM | Artの基本的なスペックは…

  • レンズ構成 : 11群16枚
  • 最小絞り : F16
  • 画角 (35m) : 114.2°
  • 最短撮影距離 : 27cm
  • 最大径 × 全長 : φ95.4㎜ × 126㎜
  • 絞り羽根枚数 : 9枚(円形絞り
  • 最大倍率 : 1:9.8
  • 重さ : 1,170g

" 星景・夜景撮影 " をプレスリリースでも製品ページでも掲げているので、色収差周りをかなり制御したレンズである事が予想されます。特長ページには、レンズ構成図・MTFチャート・ディストーションチャート・周辺減光チャートなどを掲載し詳細な解説が掲載されています。※性能データページにチャート類がまとめられています。

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Artは、135mmという焦点距離がもたらす圧縮効果とF1.8の大口径が生み出す大きなボケを活かすため、軸上色収差を徹底的に排除し、高コントラストでヌケが良いクリアな画質を実現しました。5,000万画素以上の超高画素デジタル一眼レフカメラに対応する高い解像力を達成するとともに、最新の設計・ガラス素材の採用で、絞り開放から周辺部にいたるまで、徹底的に全ての基準を見直した、望遠レンズの新しい基準となる135mmです。 髪の毛1本1本を表現できる圧倒的な解像力と、大口径が生み出す美しいボケ味。ポートレート撮影に必要なすべての要素を備え、一般的な標準レンズに比べ、顔のアップでも、全身の撮影でも、被写体を浮き上がらせることができます。ポートレート、ブライダルなどの撮影で威力を発揮するだけでなく、ライブシューティングなど動きがある被写体にも高速のAFで最高のパフォーマンスを発揮します。※プレスリリースより

135mm F1.8 DG HSM | Artの基本的なスペックは…

  • レンズ構成 : 10群13枚
  • 最小絞り : F16
  • フィルターサイズ : φ82㎜
  • 画角 : 18.2°
  • 最短撮影距離 : 87.5cm
  • 最大径 × 全長 : Φ91.4mm × 114.9mm
  • 絞り羽根枚数 : 9枚(円形絞り)
  • 最大倍率 : 1:5
  • 重さ : 1,130g

クリアな描画と絶対的な解像力が期待できるレンズで " 望遠レンズの新しい基準 " という言葉にシグマの自信が伺えるプレスリリースになっています。5000万画素以上の " 超高画素 " に耐えうる基準で仕上げてある模様で、性能データページでこのレンズの素養が確認できます。今回の4本は開発発表に近い段階なのかプレスリリースに " 製品の外観、仕様などは変更することがあります " と掲載されています。

SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art

SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art

SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Artは、高画質だけでなく、様々な撮影現場に対応できる仕様も満たしています、最新の超高画素デジタルカメラに対応した光学設計、高速なオートフォーカスを実現した超音波モーターHSM、補正効果の高い手ブレ補正OS機構、マウント部のゴムのシーリングによる簡易防塵防滴、剛性感の高い金属鏡筒など、報道、ネイチャーなど様々な分野のプロに必要とされる性能、機能を搭載した、最新の24-70mm F2.8 です。※プレスリリースより

24-70mm F2.8 DG OS HSM | Artの基本的なスペックは…

  • レンズ構成 : 14群19枚
  • 最小絞り : F22
  • フィルターサイズ : φ82㎜
  • 画角 : 84.1°­ - 34.3°
  • 最短撮影距離 : 37cm
  • 最大径 × 全長 : φ88㎜ × 107.6㎜
  • 絞り羽根枚数 : 9枚(円形絞り)
  • 最大倍率 : 1:4.8
  • 重さ : 未定

Artライン基準の大口径標準ズームレンズで、ニコンやキヤノンの純正レンズとどのくらい差があるのか気になっているユーザーさんは多いのではないでしょうか。まだ重さが未定となっていて気になるところ。個人的にArtレンズは解像度/シャープネス重視のレンズのイメージが強いのですが " ボケの表現をコントロールできるレンズです " という文言も特長ページで確認できます。

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporaryは、高い描写性能をほこりながら、400mmクラスのズームとしてはコンパクトなフィルター径φ67mm、重さ1,160gを実現。この小型軽量ボディに、加速度センサーを利用した手ブレ補正機構OS、最新のアルゴリズムで高速なオートフォーカスを実現した超音波モーターHSM、フォーカスリミッターなど、超望遠レンズに必要な要素をすべて搭載。もちろんSIGMA USB DOCKを使用した拡張性もそのままのフルスペック仕様を実現した、ハイパフォーマンスな超望遠ズームレンズです。※プレスリリースより

100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporaryの基本的なスペックは…

  • レンズ構成 : 15群21枚
  • 最小絞り(W端) : F22
  • フィルターサイズ : φ67㎜
  • 画角(35mm判) : 24.4° - 6.2°
  • 最短撮影距離 : 160cm
  • 最大径 × 全長 : φ86.4㎜ × 182.3㎜
  • 絞り羽根枚数 : 9枚 (円形絞り)
  • 最大倍率 : 1:3.8
  • 重さ : 1,160g

製品ページには " 超望遠ズームの新しい選択肢、「ライト・バズーカ」誕生 " と掲載されていて、気軽に使える超望遠ズームがコンセプトの模様。Contemporaryラインとして高度な光学性能とユーティリティを維持しながら小型・軽量をも実現した事をアピールした内容となっています。