DxOMarkが、シグマ 500mm F4 DG OS HSM (キヤノン用) レンズスコアを公開
DxOMarkが、シグマのSportsラインのフラッグシップ･レンズ 500mm F4 DG OS HSM | Sports のレンズスコアとレビューを掲載しました。キヤノン EOS 5Ds Rを使用したレンズスコアとなっています。
500mm F4 DG OS HSM レンズスコア (キヤノン EOS 5Ds R 使用時)
- 総合スコア : 30ポイント
- シャープネス/解像度 : 29P-Mpix
- 透過率 : 4.8TStop
- 歪曲 : 0%
- 周辺減光 : -1.3EV
- 色収差 : 2μm
500mm F4 DG OS HSMの長所
- 均一なシャープネスが素晴らしい
- 歪曲なし
- 色収差を上手く制御している
500mm F4 DG OS HSMの短所
- 大きくて重いところ
EOS 5Ds R使用時の総合スコアは「30ポイント」ですが、EOS 5D Mark IV使用時「27ポイント」、EOS-1D X Mark II使用時「25ポイント」とのこと。総合スコアは、キヤノン EF500mm F4L IS II USM 31ポイントに1ポイント及びませんが、非常に近いレンズスコアであると掲載しています。
開放時は周辺減光(-1.3EV)と目立つものの、F5.6まで絞ると周辺は大幅に改善され、F8まで絞れば解消し、歪曲は存在せず、色収差も上手く制御していると評価しています。
キヤノン EF500mm F4L IS II USMと比べてた場合、透過率に差があるものの色収差・歪曲・周辺減光に関しては大きな差はなく、優意な差は見当たらないとのこと。EOS 5D Mark IV / EOS-1D X Mark II で比べたレビューも掲載していますが、こちらも大きな差はない模様。なので結論の項目では、プロ基準に耐えれられる画像品質と機能を挙げ、非常に価値のある選択肢であると結論付けています。