CP+ 2018 3月2日 シグマ 山木社長トークステージ動画 ニコン用カミソリマクロは保留中
MACお宝鑑定団(Mac Otakara)が、CP+ 2018 シグマブース 3月2日(金)に行われた山木社長のトークステージ動画「CP+2018:シグマの山木和人氏、新レンズと軒下デジカメ情報局について語る」をYouTubeに公開しました。
新製品に関する説明は、同ブースで3月3日(土)にも予定している講演と2つに分けて説明する予定で今回は「SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art」と「SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art」を説明。加えてつかみとして " 軒下デジカメ情報局 " の噂という名の正確な情報について触れています。
- 今年のシグマブースのテーマは " 選び抜く "
- 30mm F1.4 DC DN ソニーE用の新しいファームウェアを発表し、かなりAFとMFの操作性が良くなった
- 「SEIN」は、WEBマガジンに新たに生まれ変わり英語版も出しWEB上の運営に切り替え、個別に随時更新
- KYOTO GRAPHIEにシグマがスポンサーのひとつとして参加していて会期中当社の写真展とトークショーも行う予定
- 2018年夏 都内にショールームを開設する予定
- 軒下デジカメ情報局 すい星のごとく現れた厄介者というか業界で旋風を巻き起こしている
- 14-24mmがすっぱ抜かれたが、海外で漏れたのは事実
- 軒下さんで困るのは、噂と書いておきながら内容は確定情報、嘘じゃない情報しか出さない、ちょっと真面目過ぎる、ユルい情報も併せて出して欲しい、何とかこれから軒下さんと戦っていこうと思う
- 14-24mm F2.8 DG HSM | Artのコンセプトは、14mmをカバーする、クラス最高の光学性能(ゼロディストーション)、逆光に強い設計、Sportsシリーズと同等の防塵防滴性能、キャノン用は「レンズ光学補正」に対応
- このクラスのレンズの広角側は1mmの違いで作風が変わるので14mmからスタート
- すでに量産は始まっている
- 直系80mmぐらいの非常に大きい非球面レンズを採用していて、手間がかかりコストがかかる
- 大口径非球面レンズの効用は、ディストーションの抑制、球面収差の補正、色収差の補正で全般的に光学性能が向上する
- 星の写真でも使えるレンズとして企画し造っている
- ゴースト・フレアの対策は、コーティングだけでなく、設計の初期段階から行い、開発中あらゆるステップで実写し直すところは直す、広角レンズなので絶対出ないとは言わないがかなり抑えられている
- キヤノン用 レンズ光学補正に対応したが、あくまでもオプションであり、作風に応じで機能をOn/Offにして欲しい
- 今後発売されるキヤノン用の新製品は、全て収差補正機能に対応する
- 既存レンズはファームウェアアップデートで対応するが、6年前から以降のレンズに一旦限らせてもらう
- キヤノン用とニコン用は収差補正のシステムは違う ニコンと仲が悪いわけではない
- 70mm F2.8 DG MACRO | Art ニコン用の開発は保留中
- 旧型カミソリマクロとの違いは、軸上収差を徹底的に抑制している
- フロントフォーカスでフォーカスバイワイヤを採用
- フォーカスバイワイヤを採用したため、ニコン用開発が困難になった
- AF-Pシステムにおける使い勝手懸念があるため、互換性はきちんと担保できるが、ちょっと保留中、何らかのソリューションが見つかれば着手したいと思っている
- 発売は2018年初夏を予定し、希望小売価格は最近カメラとレンズの価格がインフレ状態なのであんまり高くならないように努力する
かなりざっくり抜き出してみました。山木社長は、3月3日(土) 16:10~16:45にも講演を予定していて「SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art 」「FEレンズ群」の新製品に関して説明を行う模様です。