ホーム > カメラニュース 2018 > シグマ山木社長「3年前にフルサイズプロジェクトを開始」「NとCの新マウント対応レンズは…」

シグマ山木社長「3年前にフルサイズプロジェクトを開始」「NとCの新マウント対応レンズは…」

cinema5Dが、フォトキナ 2018 シグマ 山木社長インタビュー動画「SIGMA Full Frame Camera, L-Mount Alliance and New Lenses - Video Interview」をYouTubeに公開しました。関連記事も掲載されています。

  • フルサイズ・プロジェクトは3年前に開始され、フルサイズセンサーを開発する事を決定し、自社フルサイズミラーレスシステムの開発を検討していた
  • パートナーシップを築く事は顧客にとって良い事であり、ライカとパナソニックと協業し、フルサイズセンサーを搭載する事を決めた
  • 現在のカメララインアップは、APS-CとAPS-Hセンサーを搭載している
  • フルサイズセンサーは開発中であるが、新センサーの詳細はノーコメント
  • 動画撮影可能であるかどうか…申し訳ないこれもノーコメントで
  • このフルサイズミラーレス機は、2019年の発売を予定している
  • 長いフランジバックのSAマウントから短いフランジバックに変更する時期に来ていて、最初独自マウントを検討していたが、計画を変更し協業する事になった
  • ライカとパナソニックとは長い付き合いがあり、同様にシグマとパナソニックも長い付き合いがあり、パナソニックから提案を受けた
  • キヤノンとニコンの新システムに大きな関心があるが、市場投入されておらず現時点で(レンズの)計画はない
  • 本日日本でニコン「Z 7」が発売されたが、実際にこのカメラを見てから判断する
  • Lマウントアライアンスは、各社別々に製品を開発し、自社製品ロードマップを各社が共有する事はないが、Lマウントを堅牢かつ互換性あるものにするために協力していく
  • フォトキナでは5本レンズを発表 ※動画では各レンズを山木社長が説明しています

ざっくり抜き出すとこんな感じでしょうか。まずはLマウントカメラ・レンズを開発優先し「ニコン Zマウントレンズ」と「キヤノン RFレンズ」に対しては、現時点で計画はない模様。両マウント共に非公開マウントでシグマはリバースエンジニアリングする必要があり、すぐにはシグマから対応レンズは登場しない事が伺えるインタビューとなっています。

それほど待たずして日本語版 cinema5Dの方にも詳細な記事が掲載されるのではないでしょうか。