シグマ「150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」基本スペックと価格情報(噂)
軒下デジカメ情報局が、シグマのフルサイズミラーレス専用設計 超望遠ズームレンズ「150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」の基本スペック情報(噂)と価格情報(噂)を掲載しました。
価格情報(噂)
シグマ150-600mmSportsの国内での価格について未確認情報によると「国内での希望小売価格はタムロンの150-500(税別17万)より少し高くなる」「税込でも20万円は超えない定価設定」らしいので、希望小売価格は税別180,000円前後? #噂
— 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) July 15, 2021
裏付けは取れていないとしながらもタムロンのEマウント 超望遠ズームレンズ「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)」よりも少し高い価格設定になる模様。タムロンレンズの希望小売価格は 187,000円(税込)となっていますが、シグマの「150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」は20万円を超えない価格設定で売り出される事が伺えます。
基本スペック情報(噂)
シグマ「150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」のLマウント版はレンズ構成15群25枚、最短撮影距離58cm-280cm、最大撮影倍率1:2.9(180mm時)、絞り羽根枚数9枚(円形絞り)、フィルターサイズφ95mm、サイズφ109.4x263.6mm、重さ2100g(三脚座含む)、テレコンバーター(TC-1411/TC-2011)対応になるらしい。#噂
— 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) July 15, 2021
- レンズ構成 : 15群25枚
- 最短撮影距離 : 58cm-280cm
- 最大撮影倍率 : 1:2.9(180mm時)
- 絞り羽根枚数 : 9枚(円形絞り)
- フィルターサイズ : φ95mm
- サイズ : φ109.4x263.6mm
- 重さ : 2100g(三脚座含む)
スペックと価格情報(噂)が登場してきたという事はまもなく正式発表される可能性が高く、いつもと同じようにオンラインイベントも開催されるのかどうか注目です。あとミラーレス用レンズでは、モーターを含めたフォーカス機構が注目される事が多いのでこのシグマの「150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」どのようなモーターを採用した機構になっているのか気になるところ。
ちなみにタムロンの「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD」はリニアモーターフォーカス機構VXDを搭載し、ソニー「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」はダイレクトドライブSSM(DDSSM)を採用しています。※ソニーのDDSSMはレンズ技術ページによると、小型化を実現しながらレンズの停止位置精度が高い事を謳っています
最後に今回の新レンズと一眼レフ用「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports」の基本スペックを比較してどのような超望遠ズームレンズに仕上がっているのか見ていきましょう。
レンズ構成
- 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports … 15群25枚
- 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports … 16群24枚
フルサイズミラーレス専用設計レンズだけあって、レンズ構成は異なり新規設計を行った超望遠レンズである事が伺えます。
最短撮影距離
- 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports … 58cm-280cm
- 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports … 280cm
テレ端における最短撮影距離は同じ模様。
絞り羽根枚数
- 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports … 9枚(円形絞り)
- 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports … 9枚(円形絞り)
絞り羽根数は同じ9枚で両レンズ共に円形絞りを採用しています。超望遠レンズなのでどのようなボケ味を実現しているか注目しているユーザーさんは多いのではないでしょうか。もちろレンズ中央部の解像度(シャープネス)の高さにも注目です。
フィルターサイズ
- 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports … φ95mm
- 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports … φ105mm
- 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD … φ82mm
この事から今回の「150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」はミラーレス用レンズだけに小型軽量コンセプトである事が伺えます。ちなみに競合レンズであるタムロン「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD」のフィルターサイズは φ82mm となっています。この辺は、テレ端の焦点距離が違うのでそれを考慮に入れる必要があるのは確か。
サイズ
- 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports … φ109.4mm x 263.6mm
- 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports … φ121mm × 290.2mm
- 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD … φ93mm x 209.6mm
サイズの方も一眼レフ用「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports」と比べると一回り小さく感じるぐらいのサイズ感に仕上がっている印象。去年ぐらいから小型軽量の優先順位が高いシグマのミラーレス用レンズは増えてきています。
質量
- 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports … 2100g (三脚座含む)
- 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports … 2,860g
- 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD … 1,725g (三脚座除く) /三脚座 155g
2Kgを切っていませんが、大幅に760g軽量化を実現している事が確認できます。今回の新レンズとタムロンの競合レンズで購入検討をする場合、テレ端の焦点距離の長さを優先してシグマするか、サイズ感を優先してタムロンにするか良い意味で悩ましい問題かも。もちろん光学性能やフォーカス性能も重要です。
ざっくりスペック情報(噂)の数値を比べただけでもシグマの新レンズ「150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」は、一眼レフ用レンズよりも小型軽量に仕上がった超望遠ズームレンズに仕上がっており、価格的にもおそらく光学性能的にもタムロン「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD」と競合するレンズである事は間違いないようです。