シグマ「60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS」発表 プロ仕様の万能レンズ
シグマが1月12日 21:00に「SIGMA STAGE Online 新製品プレゼンテーション」を開催し、高倍率 万能ズームレンズ「60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports」を発表しました。
60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports
焦点距離から超望遠域までをカバーする60-600mmの万能ズームレンズですが、単純な高倍率ズームレンズではなく " プロ仕様の万能レンズ " に仕上げたとのこと。高倍率ズームレンズは何かしら妥協があるのモノが多いがものの今回の「60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports」はシグマとして妥協のないプロ仕様のレンズと解説。山木社長は " 柔軟性・安定性・信頼性 " の3つ揃ってこそのプロ製品(Gear)と語っています。
安定性ある操作感
標準域から超望遠までレンズ交換なしで撮影出来る事が大きなポイントの模様。山木社長は、唯一無二のレンズであると説明。トップヘビーにならない安定性のある撮影が可能なホールディング性を実現しているとのこと。
新開発リニアモーターを採用した「HLA」に自信あり
シグマ独自のリニアモーター「HLA(Hi-response Linear Actuator）」を搭載。製品ページを見ると " シグマ独自のリニアモーターで、ギアなどの機構部品を介さず直接フォーカスレンズを駆動させるため、高い駆動精度と静粛性を実現しています。"と解説しています。AFのアルゴリズム (AF-S / AF-C / 動画AF) を見直し、従来のシグマレンズを上回る性能を発揮していると山木社長は語っています。
手ブレ補正効果も大幅に改善
手ブレ補正も大幅に改善しているとのこと。ワイド側の補正効果は7段、テレ側で5.5段分の手ブレ補正効果を実現しているそうです。
基本スペック
- レンズ構成 : 19群27枚
- 画角 : 39.6°-4.1°
- 絞り羽根枚数 : 9枚（円形絞り）
- 最小絞り : F22-32
- 最短撮影距離 : 45-260cm
- 最大撮影倍率 : 1:2.4 （焦点距離200mm時）
- フィルターサイズ : φ105mm
- 最大径×長さ : Lマウント φ119.4mm×279.2mm
- 最大径×長さ : Eマウント φ119.4mm×281.2mm
- 質量 : Lマウント 2,495g / ソニー Eマウント 2,485g
希望小売価格は368,500円(税込)となっています。発売日は2023年2月17日(金)とのこと。