「50mm F1.2 DG DN | Art」発表 シグマ史上最高・究極の標準レンズ
シグマが、F1.2大口径単焦点レンズ「50mm F1.2 DG DN | Art」を発表しました。F1.2単焦点レンズながらもクラス最軽量でSIGMA Artライン最高レベルの描写力を実現したとのこと。対応マウントは、LマウントとEマウントになっています。2024年4月18日発売予定。
50mm F1.2 DG DN | Art 基本スペック
- レンズ構成枚数 : 12群17枚(非球面レンズ4枚)
- 画角 : 46.8°
- 絞り羽根枚数 : 13枚(円形絞り)
- 最小絞り : F16
- 最短撮影距離 : 40cm
- 最大撮影倍率 : 1:6.2
- フィルターサイズ : φ72mm
- 最大径×長さ : Lマウント:φ81.0x108.8mm / E マウント:φ81.0x110.8mm
- 質量 : Lマウント 745g / E マウント 740g
製品ページやプレスリリースを見てみると " SIGMA Artライン最高レベルの描写力 " と表現しており、かなり力が入った50mmF1.2単焦点レンズに仕上がっている事が伺えます。今回の国内向けの新製品発表オンラインイベントは山木社長は欠席でしたが、大曾根氏がプレゼンを行っています。
シグマ史上最高・究極の標準レンズ
大曾根氏は今回の「50mm F1.2 DG DN | Art」は歴代50mmF1.4単焦点レンズを超える性能を " F1.2 " の明るさと共に実現したレンズであると表現。「まさにシグマ史上最高・究極の標準レンズという事が出来ると思います。」とコメント。
上記のように「50mm F1.2 DG DN | Art」と歴代50mmF1.4のMTFチャートを比較しています。中央から周辺部まですべてにおいて今までの歴代50mmF1.4を上回っているとのこと。今回の「50mm F1.2 DG DN | Art」を開発するにあたって、会津工場の加工技術、それに加え光学・メカ・電子すべての開発部門の技術革新が必要だった事も明らかにしています。
ミラーレス用レンズは " 小型軽量 " である事も重要に考えおり「50mm F1.2 DG DN | Art」はそれを非常に高い次元で達成できるていると考えているとコメント。レンズ構成図を見て分かる通りレンズ構成は12群17枚、非球面レンズを4枚採用。
- 大口径F1.2
- 極めて高い光学性能
- 美しいボケ
- クラス最軽量
上記の4つを「50mm F1.2 DG DN | Art」を特徴として挙げています。ボケの美しさは開発時に大分シミュレーション出来るようになったそうで、昨年発売した「50mmF1.4」よりさらに磨きを掛けてボケを美しく仕上げたとのこと。" シグマ史上最高・究極の標準レンズ F1.2の大きく美しいボケ " と書かれたプレゼン画像も登場します。ちなみに絞り羽根枚数は13枚 (円形絞り) となっています。
発売日と売り出し価格
「50mm F1.2 DG DN | Art」は2024年4月18日発売予定。シグマンオンラインストアにおける売り出し価格は242,000円となっています。あとレンズ構成図Tシャツを販売をやめる模様。一旦企画をリセットして練り直しを図るそうです。