シグマ山木社長「新センサーを開発完了させるにはさらに時間が必要になるかもしれない」
dpreviewが、CP+2024 シグマ 山木社長インタビュー記事を掲載しました。開発中の " フルサイズ Foveon センサー " 深掘りインタビュー記事となっています。個人的に興味深いポイントを一緒に見てみましょう。
我々はまだイメージセンサーにおける設計段階にあります。センサーに関して言えば製造プロセスが非常に重要であり、新センサー用の新たな製造プロセスが必要なのです。しかしその事に関してはまだ研究中なので、新センサー開発を完了するにはさらに時間が必要になるかもしれません。
加えて山木社長は「残念ながら我々は、去年から大きな進展はないと」語っています。あとイメージセンサー市場動向にも少し触れており、最近のイメージセンサーは連写速度や動画性能において大きな進歩はあるものの、解像度・諧調・ダイナミックレンジなどの画像品質について言えば大きな進歩はないとのこと。それ故にシグマが " Foveon X3 センサー " をリリースし人々がそのクオリティを目の当たりにすれば業界にとって大きな意味を持ち、今でもこのプロジェクトに情熱を注いでいる理由であると語っています。