シグマ「28-105mm F2.8 DG DN」は、用途が合えば万能レンズ
ePHOTOzineが、シグマ フルサイズ対応 大口径標準ズームレンズ「28-105mm F2.8 DG DN | Art」レビュー記事を掲載しました。4.5星を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出。万能な焦点域をカバーしファンタスティックなハンドリングと高性能を実現していると選出理由を挙げています。
28-105mm F2.8 DG DN の長所
- 素晴らしいシャープネス
- 良く制御された色収差(CA)
- 非常に低いレベルの歪曲
- 滑らかなボケ味
- 防塵・防滴に配慮した構造
- 最小限の周辺減光
- 最短撮影距離 ※ズーム全域40cm
- 最大撮影倍率 1:3.1 ※105mm時
- 素晴らしいAFパフォーマンス
- 絞りリングのデクリック機構
- フレアなしと言っていいぐらい
28-105mm F2.8 DG DN の短所
- かなりかさばる ※サイズ φ87.8mm x 159.9mm、質量 990g (Eマウント)
評価・結論
「28-105mm F2.8 DG DN | Art」はかなり重いレンズであるものの、F2.8通しで非常に便利な焦点域はその欠点を補って余りあると第一声。このレンズのハンドリングは良く、今回のレビュー記事で使用したソニー「α7RIII」とのバランスも良好とのこと。この " 28-105mm " という焦点域が、より一般的な " 24-70mm " の光学系より好ましいかどうかは、どのような画像を撮影するのかによって大きく左右されると解説。" 24-70mm " よりもう少し焦点距離が長いと非常に便利な状況は多くあり、そのような状況では " 28-105mm " が素晴らしい選択肢となるとのこと。ワイド端にも触れており、多くの場面で " 28mm " で充分としながらも、そうでない場面もあるとしています。
上記の事を含め、選択がすべてであり、仕様が(撮影シーンや用途に)合うのであれば、このシグマの新レンズは多くの点で優れており失望する事はないだろうと結論付けています。