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シグマ山木社長「将来的に本格的なシステムカメラを作りたいと考えている」

PetaPixelが「The PetaPixel Podcast」を公開し、その中にシグマ山木社長インタビュー動画が含まれています。個人的に興味深かったポイントをピックアップしました。

Q : なぜシグマは(競業他社と比べて)デザインが大きく異なるカメラを作り続けるのでしょうか?
A : このカメラ(Sigma BF)は通常のベイヤーセンサーを使用しています。多くのカメラはベイヤーセンサーを採用しており、人々の選択肢は足りているのでシグマの使命は他とは違うモノを提供する事と考えています。もちろん将来的な私の夢は本格的なカメラを作る事です。このようなレンズ(300-600mm F4 DG OS)を使う事ができるようなカメラを。しかし今のところ人々はシグマに他とは違うモノを期待していると思います。これは我々のアイディアの内の1つに過ぎず、将来的にかなり本格的なカメラを作りたい。※I'd like to : ~したい

シグマ

他にも様々な事を語っており、「フルサイズFovernセンサー搭載ミラーレスカメラ」は全力を注ぎ開発中の話や、制限が掛かっていると思われるキヤノンRFマウントやニコンZマウント用レンズについては話し難い感じで特にワイルドライフ、スポーツ、航空機 愛好家に届ける事ができればという表現に留まっています。フィルムカメラはおそく作る事はないだろうとコメント。今年はさらなる新レンズを準備しており発表が本当に楽しみとのこと。山木社長は " 単焦点レンズ派 " である事も語っています。" Made in Japan (Aizu) " の話も興味深い。インタビューの冒頭では「Sigma BF」の話もしてます。