シグマ 山本社長インタビュー "将来的にハイエンドカメラは、ミラーレスになる"
Digital Photography Review にシグマ 山本社長のインタビューが掲載されています。ミラーレス市場の話からSD1の今後についてコメントしています。
- 発表した19mm F2.8 EX DNと30mm F2.8 EX DNはミラーレスレンズとしては比較的に大きいレンズだが、現在ミラーレス用大口径レンズやパンケーキの開発はしていない
- 初心者のミラーレス機ユーザーは追加のレンズを買わない可能性がある
- デジタル一眼レフのメリットは光学ファインダーだが、将来的にハイエンドカメラはミラーレスになる
- 位相差AFよりもコントラストAFの方が正確だ
- SD1、これ以降の我々の製品は非常にエキサイティングになるだろう!
- SD1はFoveonを買収して最初に作った製品で、コスト削減をはじめ技術者もすべてをカバーしきれなかった
- シグマの工場はすべて日本にあり売り上げの80%が欧州なので、経済状況の悪化が心配だ
- それに対する戦略は、より良い製品を多く市場に出すこと
- 新しいレンズを作って新しいカテゴリーを作っていきたい
先日 Imaging Resourceの方でもシグマ 山本社長のインタビューが掲載されてましたけど、こちらのインタビューの方がユーザーが知りたいこと(?)をコメントしているような気がします。
シグマはミラーレス市場に参入しましたけど、どんなレンズ展開をしてくるのか興味津々です。現在はパンケーキレンズや大口径レンズの予定はないとコメントしていますけど、力の入った望遠レンズやマクロレンズも見てみたいですね。
今年は、DPシリーズ、SD15の後継機が出ると噂が上がっていますから、SD1の高価なセンサーもカスタマイズされて移植されていくと魅力的な製品になるような予感♪ それとも差別化で、三層センサーはSD1だけなのでしょうか…そうなってくるとSD1の廉価版も期待したくなります。