ソニー2013年度経営方針説明会 イメージング事業はセンサーと4Kとミラーレス強化
ソニーが「2013年度経営方針説明会」を公開していて、イメージング事業は、イメージセンサー事業の開発注力・積極的な設備投資、4K対応カメラ及びシネマ用カメラの強化、コンデジ・ミラーレス機の小型軽量化や、高倍率ズームなどの機能強化を挙げています。
イメージング事業の戦略は…
" ソニーが強みを発揮しているイメージセンサーを核として、付加価値の高い製品の開発に注力すると共に、プロフェッショナル及びコンスーマー領域で新しい用途への応用を積極的に実施していきます。先ずイメージセンサーについては最終製品の差異化につながる新たなセンサー技術の事業化を進め、また積極的な設備投資を行うことで、旺盛な需要に応えていきます。同時に、可視光領域を超えたセンシングや様々な情報を取得し識別するセンシングなど、イメージセンサーの用途をさらに広げる技術開発も進めています。プロフェッショナル領域については、業務用カメラにおいて4K対応カメラ及びシネマ用カメラを注力領域として引き続き強化していきます。加えてセキュリティ、スポーツ、メディカル、といったこれまでとは違う領域にもデジタルイメージング技術を拡大することでさらなる成長を狙い、このためのリソースシフトを加速します。一方、急激に変化するコンスーマー向けのデジタルイメージング機器の領域は、コンパクトデジタルスチルカメラにおいて、ソニーの持つイメージセンサーの技術力を活用し、さらなる高画質を実現するとともに、小型軽量化や、高倍率ズームなどの機能を強化することで、高付加価値モデルでの売上をより一層拡大していきます。成長カテゴリーであるミラーレス一眼カメラでも、現在の世界ナンバーワンのシェアを堅持します。これらの取り組みを通じて、イメージセンサー、放送・業務用機器、民生用機器を併せて、2014年度には売上高1兆3,000億円、10%以上の営業利益率をめざします。"
噂では、カメラ事業はすでにAマウントのミラーレス化(APS-C)やフルサイズ NEX など2014年に向けて動き出していますし、これまでもセンサー開発はソニーの強みでしたし外販も好調のようですから今後のソニーが市場投入するセンサーに期待です。
4Kはイメージング事業だけでなくテレビ事業も絡んでいて、テレビ事業項目で " 4K対応液晶テレビのラインナップも追加します。" と明言しています。
あとカメラ事業に関しては、コンパクトカメラとミラーレス機を中心にいくことが明記されているので、噂通り透過ミラーを採用したAマウント機は消滅して、Aマウント ミラーレス機に取って代わるのかな~と感じました。