ソニーが、サイバーショット RX1R を正式発表 ローパスレス仕様に
ソニーが、フルサイズコンパクト機 サイバーショット RX1R を正式発表しました。基本性能は現行のRX1と同じでローパスフィルター非搭載のモデルで、2013年7月5日発売だそうです。
- 光学ローパスフィルターレス仕様により、レンズがとらえた光を直接イメージセンサーに結像し、細かな自然物などを、これまでにない解像感で再現
- 2430万画素の35mmフルサイズCMOSイメージセンサーが、ローパスフィルターを通さない、 高い解像感のある画像を忠実にとらえ、引き伸ばしやトリミングを前提とした撮影でもディティールまで精緻に再現
- 独自の薄型非球面レンズ「AA(advanced aspherical)レンズ」を採用し、レンズの繰り出しがないインナーフォーカス方式によって、鏡筒の小型化を実現
- 最高レベルの表現力を実現する画像処理エンジン“BIONZ”
- 常用感度域はISO100から25600と幅広く、ISO50まで拡張可能
- より被写体に近づき、大きく撮影できるマクロモード
サイバーショット RX1R の基本的なスペックは…
- 2430万画素 35mmフルサイズ "Exmor" CMOSセンサー
- カールツァイス「ゾナーT*」レンズ
- レンズ構成 : 7群8枚(AAレンズ含む非球面レンズ3枚))
- F値(開放) : F2
- 虹彩絞り : 9枚
- 焦点距離 : f=35mm
- 背面モニタ : 3.0型(4:3) / 約122.9万ドット / エクストラファイン液晶 / TFT LCD
- ISO感度 : ISO100～25600 (拡張 ISO50/64/80)
- シャッタースピード : 30～1/4000秒
- サイズ : 113.3 x 65.4 x 69.6mm
- 質量 : 453g (本体のみ)
ローパスレスフィルターの有無以外はまったく同じ仕様のようです。ネットでユーザーコメントを見てみると、このRX1Rの登場で現行のRX1の値下がりを期待しているユーザーさんが多いような印象です。個人的にもRX1で必要充分な感じですけど、実際撮影してみてローパスフィルターの有無がどのくらい違う描画になるのか興味津々です。
併売される現行 RX1はレンズも含めて評価が高いフルサイズコンパクト機ですから、さらに解像感を求めるユーザーさんにとってRX1Rは魅力的な機種ではないでしょうか。すでにオフィシャルにサンプル画像も掲載されていて、スペシャルサイトも立ち上がっているようです。