ホーム > カメラニュース 2014 > CP+で ソニー α6000 を触ってきました 個人的には好感触

CP+で ソニー α6000 を触ってきました 個人的には好感触

本日CP+ 2014が開催されたので早速会場に足を運び、ソニーブースで発表されたばかりの Eマウント APS-C α6000 (NEX-7/NEX-6 後継機)をハンズオンしてきました。撮影もメニュー周りの使い勝手もストレスに感じる事なく軽快で好印象です。

ソニー α6000

α6000が発表された時に公開された製品画像を見た時は、「それほどNEX-6と変わらないんでしょ…」的な感じでいたんですが、このα6000実機を見てみると何気に仕上がり良いんです! 上面コーナーのエッジ感じがスッキリしていて、手にした瞬間「あっ…良い♪」って思っちゃいました。個人的にブラックよりもこのシルバーの仕上がり具合が気に入っちゃいました。

あと前面向かって右下にある " APS-C " の文字が気になっていたんですが実際レンズが装着した状態で見るとそんなに気にならないような気がします。

そしてスタッフさんの話を聞きながら10分くらいハンズオンしたんですがその時の感想を…自分はNEXユーザーではなく、現在オリンパス OM-D E-M5を使用していてるのでその立ち位置(?)から感じたインプレッションになります。

今回のα6000は、AF周りがかなり強化された機種だと思います。世界最速0.06秒AFのようですが、少なくとも会場内ではその凄さはあまり感じなかったかも…でもストレスになる事はなく軽快なAFではないでしょうか。フィールドに出た良い光源だとまたフィーリングも違うと思います。AFスピードの感覚は、ほんと個人差あるのでしからず…^^;

スタッフさんの話を聞く限り、0.06秒AFよりもセンサーほぼ前面に組み込んだ像面位相差AFの方が売りのようで、" 追尾AF " にかなりの自信があるとのこと。ムービーでこの追尾AFの威力が発揮するようで、以前だとAFが抜けるようなシーンでも追尾し続けると言っていました。

EVFも個人的にはドット感もなく良いな~と。EVFも実際露出の高いシーンで使ってみないと分からないこと多いですが…w グリップもこれまでのNEXシリーズやα7/α7Rのグリップが好きなら持ちやすいと思います。ただラバーが、α7/α7Rと差別化しているような感じかも。

ソニー α6000

防塵防滴ボディではないですが、最低限のシーリング(?)は施されているようです。あとトライナビダイヤル非採用ですが、とくに海外でモードダイヤルの要望が強くて、NEX-6譲りのカタチになったような事を言っていました。

メニュー周りも軽快でストレスを感じないので、実際使い始めてみても不満に感じる事が少ないミラーレス機ではないかな~と思います。もちろん実際フィールドに出て使ってみないと、本当のAFスピードや精度、色味などは実感できないですが、第一印象としては決して悪くないです。

あとスタッフさんとレンズに関する話もして、今後もツァイスレンズも含めて新Eマウント APS-C レンズを計画しているようなので、まだまだEマウント APS-Cは続けていく意思を感じました。α6000は良い感じに仕上がっているな~と思う反面、フラッグシップ感が足りないのも確かで2014年中には無理かもしれませんが、α6000より上位機種の可能性もあるのかな~と頭によぎりました。